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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

良い感じだったのでさらに

2020年04月28日

昨日完成した白いリネンマスクが自分で使ってみて非常に良い感じだったので、それの生成バージョンを作ってみた。倉庫に行って生地を探す、倉庫の中の反物はだいたいどこにどの反物があるか分かっているので、すぐに探していた反物が見つかったが、それがなんと太巻きの100メートルもの。この反物がうまく使えれば、1500枚のマスクになる計算。マスクは洋服と違って要尺が非常に少ない、がでも作るのには結構時間を使う。裁断から始めて、2時間弱で5枚。悪いペースじゃないが、今は試作なのでもうちょっと完成度を上げないといけないので、慣れていても2人で2時間に6枚くらいが限度かなあ。

もう一つマスク、こっちは、リネンパイルのタオル生地(経糸はコットン)があったので、それをマスクに。できあがりはすごく良い感じなのだけども、これは春夏向けというよりも秋冬向けだろうか。息苦しさはないけども着けているだけで暑苦しさを感じる。でも、見た目かっこよく、インパクトがあって悪くない。

いろんな素材を組み合わせるだけでいろんなマスクが次から次に出来上がる。基本の型紙は、立体マスク、プリーツマスク、平マスクの3つで、今日は平マスクの考察も行った。それはリネンパイルのタオル生地は平マスクに良いのではないかとまず考え平マスクを作ったが、うまく行かずに、立体マスクに落ち着いた。プリーツマスクにするには分厚すぎ。1mが1kg以上の目付でデニムの2倍以上か。一反が20mだけども、20kgを超えているだろう。この生地は例外的な生地でお客さんの要望に応えるためにタオルの産地の工場でリネンパイルを織ってもらった、その生地なのである。サマーブランケットにもなるし、もちろん、タオルにもなる。


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