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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

マスク義務化と社会問題

2020年08月12日

アメリカやフランスではマスクの義務化に反してデモなどの抗議が起こっている。やはり、マスク不要論を言っていた国には政治的な危機感からの思惑があったんだろうなあと思うのはそのあたり、マスクで新型コロナでもある程度は防衛が可能なのに、政治家そのものがマスク問題を避けるために不要論を放った。社会を守ることを考えている人ほど義務化されなくても自主的に感染防止をしているのに、それを馬鹿だと笑う行為が世界中で起こるが、結局、義務化しないとマスクをつけないで、マスクしている人を攻撃するような体質があるから義務化が必要となってしまうのだろう。コロナに感染することよりも、マスクをつけないことを大事にするという価値観も価値観の一つで、アメリカ大統領もその最たる例ではあるだろう。大人というのは子供以上にやっかい存在なのである。

日本では、国がマスク不要論や害悪論を流す中も、マスクの義務化もないけども多くの人が自衛のためにマスクをつけて家族を防衛。本来の社会機能的なものが働いているような気がする。法律が必要もないのである。一方で、国はGOTOトラベルみたいな、反対の行動を推し進める。一方で、お盆の帰省は慎めとか。典型的に駄目な日本政府。政治献金が落ちないと気が済まないのだろうが、人々の健康よりも、政治家の小金を優先していると、経済状況も悪化するばかり。結局、コロナを放置の体制では、オリンピックはほぼ中止だろうと私自身は考えている。海外から、日本のタイプと違う、志望者率の高いコロナタイプが持ち込まれたら、重傷者は少ないとは楽観視もできないだろう。

結局、原発も爆発するけど爆発するまで推し進めるのが性なのである。コロナも日本では政府の考え方では爆発するだろうと思う。私自身は、政府が法律をつくってマスクを義務化するようなことは好きじゃないのだが、アメリカやフランスのように自由の国では、法律で縛らないとコロナの感染を抑えるのは難しいだろう。

日本が開国したときや、戦後なども、風土病といわれた伝染病がいろいろと西洋医学によって解決されたケースもある。そのときに、強制的にいろんなことに従わされて病気の撲滅が出来たのである。

日本脳炎というウィルスがあるが、「一般に、日本脳炎ウイルスに感染した場合、およそ1000人に1人が日本脳炎を発症し、発症した方の20~40%が亡くなってしまうといわれています。また、生存者の45~70%に精神障害などの後遺症が残ってしまうといわれています。」である。一方コロナウィルスの場合には、世界的には、感染すると1000人あたり200人が重症化、そのうち50人が亡くなるという病気。蔓延させることは防がないとダメなのである。

整合性的な部分は大事で、その大きな流れの中でそれぞれが成り立つための自由度も必要だろうと思うが、成り立たないときにはそれを支えるために国が人々の生活を援助するべきだろう。最低限の生活ができるように国民を支援する、それが国家の最低限の役割なのであり、今こそそれを実行するべき時なのであろうと思う。

自分で生きていける人は大丈夫だけども、社会制度に依存して生きていくように国民を縛ってしまってうまくいかなくなったときに、自分で生きろでは残酷すぎる話だろうなあと思う。この新型コロナで全国の1000万世帯が控除後ではあるが年収100万未満とされることが公式に発表もされた。コロナ以前の昨年の統計なので、コロナ後にさらに世帯数は増えているだろう。


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