リネン日記
「林与」定番リネン素材
2010年05月25日
本日は、「林与」定番のリネン素材をお試し品としまして、メール便速達送料無料で販売を開始いたしました。プロがお使いいただけるという意味がご理解いただけるかどうかは分かりにくいかと思いますが、プロ仕様としての長年の実績をもち、色や風合いなんかは市販のものとは似たように見えても中身が違うと感じております。
糸は、ベルギーフランスフラックス原料を使用し、エコテックス基準100に準拠した安全面を考えたリネン糸で、その糸を、シャトル織機で糊も付けずにゆっくりと丁寧に織り上げてある、量産リネンとは違う世界を当たり前にもっているのが「林与」の定番シリーズです。一度お試しくださいませ。
地球環境を考えるときにエコな製法が最近になってもてはやされるのですが、林与の布の場合、ベーシックなものほど、製造工程において捨て耳が出ないとか、糊、水溶性ビニロン、糸道油などの使用をなるべく控えるような試みを昔から製造工程においても行っております。
この問題は滋賀県が琵琶湖という湖を抱えていることもあります。小学生の頃から無りんの粉石けんを使用するような運動が盛んな地域で、それは、川に住む魚のことを考えるだけでなく、京都、大阪など飲み水を支えているから試みなのです。林与が二人の捺染の伝統工芸士を抱え独自の柄を生み出した近江上布の捺染や糸染を含む染め全般をやめたのも、企業活動を犠牲にしてでも環境問題に取り組んで行かねばならないという背景があったりします。
糸は、ベルギーフランスフラックス原料を使用し、エコテックス基準100に準拠した安全面を考えたリネン糸で、その糸を、シャトル織機で糊も付けずにゆっくりと丁寧に織り上げてある、量産リネンとは違う世界を当たり前にもっているのが「林与」の定番シリーズです。一度お試しくださいませ。
地球環境を考えるときにエコな製法が最近になってもてはやされるのですが、林与の布の場合、ベーシックなものほど、製造工程において捨て耳が出ないとか、糊、水溶性ビニロン、糸道油などの使用をなるべく控えるような試みを昔から製造工程においても行っております。
この問題は滋賀県が琵琶湖という湖を抱えていることもあります。小学生の頃から無りんの粉石けんを使用するような運動が盛んな地域で、それは、川に住む魚のことを考えるだけでなく、京都、大阪など飲み水を支えているから試みなのです。林与が二人の捺染の伝統工芸士を抱え独自の柄を生み出した近江上布の捺染や糸染を含む染め全般をやめたのも、企業活動を犠牲にしてでも環境問題に取り組んで行かねばならないという背景があったりします。