リネン日記
加工出し
2021年01月13日
今日は朝から加工出しの準備、何種類かを織ったのを3種類の加工に分けてトータルで1000mほどの加工出しなので、結構、加工出しの準備に時間が掛かる。午後2時過ぎまで倉庫で作業をして、スタッフの子もお昼遅くなって疲れただろう。一緒にお昼焼肉に行ってから、加工工場に向かう。思いっきり焼肉を食べた後は寒さも疲れも吹っ切れて、逆に動きたい気分で加工工場の反物をカートに移す作業なども苦にならない。
1月の年明けといえば例年だと加工工場は生地であふれているのが普通なのだが、今年はコロナの影響もあってさすがに例年の半分よりも少ないくらいだろうか、アパレル関連の不況の状況を感じる。他の加工工場もアパレル向けがほとんどないといっておられたし、染色工場も12月に入っても年内もそれほど埋まらない程度といっておられた。
店舗要員の多いアパレルというのは、体制の維持すらも難しく、例年の量産を裁くことが見込めない状況では新規の企画どころではない状況だろうと思う。世界的な勝ち組だった大手のSPAが廃業や更生法の適用など、2000年以降のデフレ不況の後、元気だったところですらもが成り立ちにくくなっておられ、外出する機会も少なくなって、アパレル業界もカジュアル化が進み、高級アパレルと呼ばれる市場は出番が少なくなってしまっている。
そういう外の状況が見えていると残っていくためにはやらないことよりも、いろんなことをやってみようかと思うわけで、林与の場合も普段納期に追われるばかりが続いていたけど、少し落ち着いてきたら定番の在庫が少なくなった分を作っておこうとか、やってみようと思っていたことで出来ていなかったことをやってみようとか、また、新しいことをやってみようとか。
1月の年明けといえば例年だと加工工場は生地であふれているのが普通なのだが、今年はコロナの影響もあってさすがに例年の半分よりも少ないくらいだろうか、アパレル関連の不況の状況を感じる。他の加工工場もアパレル向けがほとんどないといっておられたし、染色工場も12月に入っても年内もそれほど埋まらない程度といっておられた。
店舗要員の多いアパレルというのは、体制の維持すらも難しく、例年の量産を裁くことが見込めない状況では新規の企画どころではない状況だろうと思う。世界的な勝ち組だった大手のSPAが廃業や更生法の適用など、2000年以降のデフレ不況の後、元気だったところですらもが成り立ちにくくなっておられ、外出する機会も少なくなって、アパレル業界もカジュアル化が進み、高級アパレルと呼ばれる市場は出番が少なくなってしまっている。
そういう外の状況が見えていると残っていくためにはやらないことよりも、いろんなことをやってみようかと思うわけで、林与の場合も普段納期に追われるばかりが続いていたけど、少し落ち着いてきたら定番の在庫が少なくなった分を作っておこうとか、やってみようと思っていたことで出来ていなかったことをやってみようとか、また、新しいことをやってみようとか。