for English speakers: Welcome to HayashiyoWelcome to Hayashiyo
リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

地球が熱くなる問題

2021年08月31日

食物を育てることは地球温暖化問題を防ぐためにも大事だろうと思う。それが地球に降り注ぐ太陽の熱を固形化することにつながるから。そういう食物は燃やさないほうがよいだろう、葉や枝が落ちた時には土として残すべきだろう。そしてそこに動植物が育まれる。

河川周辺の雑草なども人々からすれば存在は迷惑でしかないけどもそれが実際には自然が自然を守ろうとする行為。快適を求めるとどうしても温暖化を進めることになってしまうのが普通。人々が求める快適という概念の中には、人と人が認める動植物以外は存在を認めないところがあり、その存在がなくなったときには自然の連鎖がなくなる。結局は、砂漠環境の中でスプリンクラーを回して人工的に植物を育てるというようなのが理想だったりする。人々を支えるには偏りすぎた自然。

田舎というのは経済が回らないから駄目なことのように思われるけども、自然が残っているという要素がある。人間に不快な植物も自然と生えていたりする。人の管理が行き届いていないあたり、人々にとっては不快だろうけどもそれが自然というもので、地球温暖化を避けるためにはそういう人々にとって不快な要素を受け入れることも必要だろう。

でも、そういう不快な要素を受け入れるほど人には許容力はないので、地球温暖化という問題は加速する一方でしかなかろう。地球温暖化を受け入れて加速化する砂漠化の中で、人々がどう生きてゆくかを考えていくことも一つの方法ではあろう。

50度を超える場所に住み続けるということを想定しているけども、そこを自然に戻すことで50度を超える場所も30度に戻るだろう。道端に生える雑草にしても光合成でCO2をすごい勢いで吸収してくれる塊なのであって、それは邪魔で、ビルの屋上や側面の人が作る緑化を理想としていても、桁が違う話。

私自身はたまにしか他県に行かないが、国道を走っていてほとんどの場所で雑草が生えまくっている滋賀県というのは温暖化に巻き込まれていてもまだまだ生き延びられるんだろうなあと思う。他県に行くと国道沿いはショッピング街や住宅街が続いていて雑草をあまり見かけることがなくなる。廃墟みたいな場所は自然に戻していってあげることも大事だろうと思う。地球温暖化を考えるときに、開発した場所を自然に戻し、人が活動しない場所を作り出して行くことも一つの方法だろう。

リニアって本当に必要だろうか? すでにある新幹線ですらもキャパが残っている状況で、東京大坂の2時間を1時間にするためとか、我慢できない人類はやはり地球温暖化に向いているだろうと思う。たとえば中国でもリニアは600円ほどで乗れるけど、同じ距離を60円で乗れる地下鉄をほとんどの人は使う。地球温暖化防止のためにはより多くの人が混み合いながらも活用している地下鉄だろう。

サステイナブルを考えるときに、今まで何十年も続いてきたことを無理やり変えていくことが本当にサステイナブルなのか、今まで何十年も続いてきたことが儲からなくなったから、単に、持続性のないビジネスチャンスとしての一過性のサステイナブルではないのかと思う。

海外の織物工場に行くと子供たちが織物をしている。それをみてどう思うか、大人たちが自分たちが仕事するのが面倒なのである。日本も同じ風潮があるとは思う。結局海外の児童労働がなくならないのは、日本でそんな仕事はしたくないを海外に持って行って海外の大人たちがそんな仕事はしたくないと子供たちが仕事しているというのが現実の実態なのかなあと思う。


ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内