リネン日記
中国不動産バブル崩壊
2021年09月27日
この1週間ほどで、中国の不動産バブルの崩壊を思わせるようなニュースが入ってきている。中国が不景気になると日本の製造業もそのあおりを受けることになる。
中国はずーっと成長を続けているので、成長が止まって、バブル崩壊みたいなものを経験するのにはなれていないだろう。何千万もの借金をして将来値上がりするという期待でマンションを投資のつもりで買って、それが成り立たなくなったときに破綻する個人が増えてくる。
日本でも昭和の時代は土地神話というものが普通で、いくら借金をしていても土地を持っていれば土地の価値が上がり続けるという前提があったので、土地や家を持てば、将来は安泰なイメージが普通だった。しかし、今は、不動産は負動産と呼ばれるほどに維持するのに費用が掛かり壊すのも何百万も掛かる話。
世界的に見ても今は株高だが、中国の景気後退で一気に世界中が株安局面に陥る可能性もある。中国の恒大集団が破綻するのではないかと懸念されるが、破綻せずとも、不動産なども大放出され、中国の不動産相場は急激に下落するだろう。不動産が上がらないというのを知ったときに人々の熱は冷めて、働かないといけないという現実に立ち戻る。でも、それがなかなか難しい話で、中国社会も社会保障などが充実して、不景気になったときにはいろんな負担に耐えられなく、上がる一方だった給料も下がり始めることになる。
中国は日本の高度成長からバブル崩壊までの経験を3倍くらいのスピードで経験しているようなイメージがある。完璧な新しいパソコンが3万円で手に入るような今、もう中国でモノづくりしても利益を上げることも難しくなってきてしまっていて、大量に売るためには値段を下げ競争しないとならない状況。つくれば余裕をもって利益を上げられるような状況ではなくなってしまって、多くの人を抱える中国が窮したときには、世界中の物価もまた下落するだろう。
中国はずーっと成長を続けているので、成長が止まって、バブル崩壊みたいなものを経験するのにはなれていないだろう。何千万もの借金をして将来値上がりするという期待でマンションを投資のつもりで買って、それが成り立たなくなったときに破綻する個人が増えてくる。
日本でも昭和の時代は土地神話というものが普通で、いくら借金をしていても土地を持っていれば土地の価値が上がり続けるという前提があったので、土地や家を持てば、将来は安泰なイメージが普通だった。しかし、今は、不動産は負動産と呼ばれるほどに維持するのに費用が掛かり壊すのも何百万も掛かる話。
世界的に見ても今は株高だが、中国の景気後退で一気に世界中が株安局面に陥る可能性もある。中国の恒大集団が破綻するのではないかと懸念されるが、破綻せずとも、不動産なども大放出され、中国の不動産相場は急激に下落するだろう。不動産が上がらないというのを知ったときに人々の熱は冷めて、働かないといけないという現実に立ち戻る。でも、それがなかなか難しい話で、中国社会も社会保障などが充実して、不景気になったときにはいろんな負担に耐えられなく、上がる一方だった給料も下がり始めることになる。
中国は日本の高度成長からバブル崩壊までの経験を3倍くらいのスピードで経験しているようなイメージがある。完璧な新しいパソコンが3万円で手に入るような今、もう中国でモノづくりしても利益を上げることも難しくなってきてしまっていて、大量に売るためには値段を下げ競争しないとならない状況。つくれば余裕をもって利益を上げられるような状況ではなくなってしまって、多くの人を抱える中国が窮したときには、世界中の物価もまた下落するだろう。