リネン日記
七夕
2010年07月07日
今日は七夕で、織姫のお話なんですよね。
そんな七夕に、ジャガードの織機を直しておりました。私でも、ジャガードを分解して再組み立てする作業は勇気が要ります。小さな部品が組み合わさって、何十キロもの鉄の塊ができているのです。その一つ一つすらもが微妙な調整で成り立っており、小さな穴が開いているかいないかで、縦糸が上がり下がりするのです。
今、織っているのはジャガードのリバーシブルな二重織りです。通常の二重織はドビーでもできるので、わざわざ、ジャガード織機で織る理由というのはないかと思います。でも、ジャガードで織ったものはやっぱり違うんですよね。
仕組みは何分か考えると理解できるのですが、ばねのような部品が組み合わさって縦の動きを横の動きに変え、またその動きを縦の動きに変えることで糸が引っ張り上げられます。林与にある紋紙を使ったジャガードというのは、柄の組み換えをするのが簡単ではありませんので、今の時代というのは電子ジャガードと呼ばれる、電磁石で糸が上がり下がりするタイプが主流です。一応、七夕なので、短冊に電子ジャガードとでも書いておきましょう。
そんな七夕に、ジャガードの織機を直しておりました。私でも、ジャガードを分解して再組み立てする作業は勇気が要ります。小さな部品が組み合わさって、何十キロもの鉄の塊ができているのです。その一つ一つすらもが微妙な調整で成り立っており、小さな穴が開いているかいないかで、縦糸が上がり下がりするのです。
今、織っているのはジャガードのリバーシブルな二重織りです。通常の二重織はドビーでもできるので、わざわざ、ジャガード織機で織る理由というのはないかと思います。でも、ジャガードで織ったものはやっぱり違うんですよね。
仕組みは何分か考えると理解できるのですが、ばねのような部品が組み合わさって縦の動きを横の動きに変え、またその動きを縦の動きに変えることで糸が引っ張り上げられます。林与にある紋紙を使ったジャガードというのは、柄の組み換えをするのが簡単ではありませんので、今の時代というのは電子ジャガードと呼ばれる、電磁石で糸が上がり下がりするタイプが主流です。一応、七夕なので、短冊に電子ジャガードとでも書いておきましょう。