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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

オミクロン株

2022年01月23日

弱くなったと言われるオミクロン株ではあるのだけども、人口3億を抱えるアメリカでは1日の新規のコロナ死者数が2000人と笑ってはいられないような状況。基本高齢の方が多いのだろうけども、医療崩壊という問題が付きまとうので、弱まればただの風邪だとしたいところだけども、インフルエンザの何十倍もの死者数と医療崩壊をもたらす。 ワクチン大国のアメリカがコロナ対策に失敗してしまうというあたり、日本以上に厳しいワクチン政策に傾倒していった。企業が従業員にワクチンの接種を義務付けるところが出で初めたけども、企業が従業員にワクチン接種を義務付けることは違法という判断が出た。アメリカらしい個人主義を大事にする判決ではあると思う。そういう判断に思うのが、アメリカの司法は行政や立法と独立しているなあという印象。 こういう判断が結局は市民が銃を持つ自由につながったりもしているんだろうと思う。また、行政の権限よりも個人の自由を優先するというアメリカらしいと言えばアメリカらしい価値基準にもつながっている。マスクじゃなく、ソーシャルディスタンスで守ろうみたいなのもアメリカらしかったと言えばアメリカらしい初期のコロナ対策だった。マスクを付けさせる義務みたいなものと戦うところから始まっていた。 一方でアメリカというのは契約社会的なところがあるので、たとえば軍隊なんかの存在でも、なぜアメリカでは軍隊が力を持てるのかというと、軍隊に入ることを希望する者は軍を訴えてはいけないという規則があって、それが法律でも守られているから軍隊というのは一般社会とは別枠として存在しているからである。軍の中でのことは軍法会議に掛けられるとかも軍は社会の常識ではなく軍の決まりのなかで裁かれるという仕組み。昔トップガンという映画を高校のときにみたときに、意味が不明なことがいっぱいあった。アメリカを世界の中で軍事的に強く立たせて、アメリカ国内に自由と繁栄をもたらしているのがそういう裏の側面だったりする。


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