リネン日記
雨の中のパープル
2010年07月15日
午前中はお客様でした。午後からは、彦根に出向いて帰ってきたら、雨の中、パープルの糸が染め上がってきました。途中報告で色斑の心配をしていたのですが乾いて少しは収まったようです。糸を眺めてみて一安心です。
リネンというのは、きれいに染めるのが一番難しいと言われます。最近の糸というのが、中まできれいに染まらない現象など、カセ染めなどの万全の対策をとっていても、まだ駄目というようなこともあるのです。
ほんと、先染の柄などにするとわからない範囲なので、通常なら巻き上げられてしまって、気がつかないケースも多いだろうとは思いますが、林与の場合は安定して染めるために糸をその場で使いきることはなく、長期にわたって使うケースも多いのです。今の時代とは逆の発想かもしれませんが、品質を守るためには大事な要素のひとつかと思います。
リネンというのは、きれいに染めるのが一番難しいと言われます。最近の糸というのが、中まできれいに染まらない現象など、カセ染めなどの万全の対策をとっていても、まだ駄目というようなこともあるのです。
ほんと、先染の柄などにするとわからない範囲なので、通常なら巻き上げられてしまって、気がつかないケースも多いだろうとは思いますが、林与の場合は安定して染めるために糸をその場で使いきることはなく、長期にわたって使うケースも多いのです。今の時代とは逆の発想かもしれませんが、品質を守るためには大事な要素のひとつかと思います。