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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

草刈り

2022年06月26日

今日は朝から堤防の草刈り、集落の行事なのだけども、多くの方が70歳以上。草刈り機で草を刈るのだけども、今日は朝から暑くて、姿勢を維持しにくい斜面の草だらけのなかで1時間作業するとかなり疲労。長袖長ズボン長靴というような服装で、もう体中の力と共に水分も抜けきって、途中の休憩。かなり疲れていたが水分補給して少し回復してまた30分ほど刈って9時には終了。下に防寒カルゴパンツを履いたのが大バテして原因か、汗かいて無茶苦茶重くなって歩くのも大変で。全然関係ないけど、このズボンで川に入ったら溺れるわと思ったくらい、草刈り中も溺れているような苦しさ。

たぶん堤防の草刈りの目的は愛知川の7月の花火のときに、近くの工場の駐車場に駐車して、花火を観る人たちが、堤防の土手を歩いて移動できるようにとう考えがあるのだろう。たぶん138回を迎える愛知川の花火という伝統行事を裏で支えているみたいなところがあるのを知っているとやりがいも増す。今年はコロナで花火大会中止のようだけど。1年間が開くとと、竹や蔓なんかはもう硬くなってしまって切るのが難しくなるので生え始めた時に刈っておかないと切るのはそうとう難しくなる。

こういう行事も作業自体が世間一般の普通の仕事よりも重労働だろうし、他の行事と同じで親しい者ばかりの空間なので次の世代の人とかが新しく参加するのにはかなり覚悟が必要だったりするだろうし、10年経てばときにはさらに10年高齢化が進むだろう、ほとんど参加メンバーは変わっていないんだろうなあと思えたりする。みんな歓迎はするものの、次の世代の若い人たちが参加するというのはなかなか覚悟のいることだろうなあと思うし、世代を超えてだれとでも話せるようなタイプの人でないと他の人が声を掛けたときに、うまく受け応えできないとそれがまたプレッシャーというか苦手意識になるとかも普通にあるだろうなあとは思う。

帰りには、竹藪の出口付近で出たばかりのタケノコを一本見つけてみやげに持って帰った。ひと月ふた月遅いだろうか、なかなか食べられそうなのは今はない。今年はつる草の大群で土手では青苧はほとんど見かけなかった数本本くらいか。場所にもよるんだろうけども去年の場所のほうが青苧は多かった。


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