リネン日記
高度化
2023年05月11日
林与ではシャトル織機で麻を織るなどしていてそれ自体が普通と比べるとかなり高度な次元に思え、ふつうの人が現場の作業になじむことすらが難しく、それを毎回毎回乗り越えて織物が織られてゆく。
コロナで織物工場も半減したのではないだろうかと思う。アパレルがコロナ以前に消費税値上げで不況感があり、その後コロナで壊滅状態に陥り、問屋さんの倒産や廃業などもあおりをうけた機屋の資金回収悪化の問題につながった。しかも縦の系列的な要素の強い地場産業系は、問屋さんなどが廃業してしまうと長年の売り先からしてなくなってしまい、将来の受注の見込みすらも立たなくなる。
今年は繊維業界を原料高が襲っていて2年前と比べると2倍に高騰、この何十年かではリネンの25番手などの太番手の糸ではこの過去最高価格を記録中、10年前と比べると3倍くらいだろうか。糸商さんにしても、リネン糸ヘンプ糸は高すぎてリスクが高く、今は仕入れることが難しいというような状況になりつつある。資材系などは、作りたくても価格が見合わないから作れない大きなダメージを受けておられるだろう。
コロナで織物工場も半減したのではないだろうかと思う。アパレルがコロナ以前に消費税値上げで不況感があり、その後コロナで壊滅状態に陥り、問屋さんの倒産や廃業などもあおりをうけた機屋の資金回収悪化の問題につながった。しかも縦の系列的な要素の強い地場産業系は、問屋さんなどが廃業してしまうと長年の売り先からしてなくなってしまい、将来の受注の見込みすらも立たなくなる。
今年は繊維業界を原料高が襲っていて2年前と比べると2倍に高騰、この何十年かではリネンの25番手などの太番手の糸ではこの過去最高価格を記録中、10年前と比べると3倍くらいだろうか。糸商さんにしても、リネン糸ヘンプ糸は高すぎてリスクが高く、今は仕入れることが難しいというような状況になりつつある。資材系などは、作りたくても価格が見合わないから作れない大きなダメージを受けておられるだろう。