リネン日記
コロナ
2025年01月23日
たとえばコロナ、林与はたまたまアパレル比率をすごく落としていたので良かったのだけども、また、海外輸出案件にしてもコロナ前の年から出展を控えていたので、コロナでもデリバリーすることすらもまったく難しい、代金の回収なんてもっと難しいような話には巻き込まれることはなかった。
国内は、昔からお付き合いの問屋さんの30万円くらいが引っかかって、もう一軒の廃業も3万円くらいですんだ。あと、生地の出荷が出来なくなった分が100万円くらいだったか。普通に問屋さんなどと付き合いをしていれば、何百万円と引っかかってしまっていただろうし、アパレル案件を極力控えていたのが幸いで、マスクやキッチンクロス、資材系の仕事で動けたのも幸いした。
契約に縛られて作ったは良いけども買取しないとか、送っても代金が支払われないとか、コロナにおいてはそういうのも当たり前のことで、コロナに関しては2019年12月の段階から世界を巻きこむ非常に危険なものと認識をしていた。大丈夫と思っていたら、全部、アパレル関係はストップになってしまっていた可能性もある。
ブランドの方にしてもアパレルメーカーにしても、コロナで一番人が集まるようなビジネスモデルで展開しておられたものが、営業自粛や店舗閉鎖などで本当に気の毒だし、その時に日本の繊維業界では多くの方が仕事を失われている。特に高級なものを扱っておられたブランドほど、よいロケーションでの対面商売が基本だっただけに、やってきたことが全部否定され、廃業されたところも多い。従業員を抱えておられた生地問屋さんもコロナを境に廃業されたところは多い。人をたくさん抱えていてその面倒を見ないといけないというのは苦悩な状況で、経営者の方々も借り入れや持続化給付金などでコロナ禍は乗り越えられたとしても、コロナ後に、借り入れや、3年間生産を半減してきたものがコロナ後に戻ることもないし、コロナ中よりも今の繊維業界というのは厳しくなっているのではないだろうか。
コロナ中も返済は行ってきて、コロナ融資などは受けなかったが、それでも、売り上げが落ちたということで、地元の金融機関からは、全部経営が駄目ですみたいなこといわれたから、こんな奇跡で残れているし、売り上げ伸ばして引っかかっても連鎖倒産でよかったんですかというような、当たり前のことなのだが、コロナ融資で金融機関は過去最高利益らしい。人々が苦しめば苦しむほど、コロナでかつてないほどの金儲けができる状態というのも、日本の金融行政の裏側だったりもする。金融機関が社会情勢をしらないと、会社は無理やり売り上げを伸ばして逆につぶれてしまうのが普通で、情勢をわきまえて適切な判断が必要で、地元金融機関はコロナで儲かったのだろうけども、コロナで自粛している状況で売り上げ伸ばせとかすごい感覚の金融機関もある。経営はそんな甘くない。林与ですらも、コロナ禍においては特別な事情だったので注文されたものでも得意先のおかれた事情も理解しながら自分が追い込めば、得意先が資金ショートして追い込んでいるだけ、コロナ禍でも大きな売り上げを目指していたら何千万は引っかかっていただろう。
人や店舗を抱えておられるアパレル企業というのはコロナ禍においては本当に大変だったろうと思う。店舗数を半減近くにまでされたところも多いと思うし、今、国内の大手アパレル5社で、3100店舗が閉鎖されたという記事があるけど、撤去費用だけでなく、撤去した在庫もあるし、従業員へのリストラへの費用も当然発生しそれも重荷になっているだろう。事業を広げるのは簡単だが縮小しながら存続するのは本当に難しいことだと思う。
国内は、昔からお付き合いの問屋さんの30万円くらいが引っかかって、もう一軒の廃業も3万円くらいですんだ。あと、生地の出荷が出来なくなった分が100万円くらいだったか。普通に問屋さんなどと付き合いをしていれば、何百万円と引っかかってしまっていただろうし、アパレル案件を極力控えていたのが幸いで、マスクやキッチンクロス、資材系の仕事で動けたのも幸いした。
契約に縛られて作ったは良いけども買取しないとか、送っても代金が支払われないとか、コロナにおいてはそういうのも当たり前のことで、コロナに関しては2019年12月の段階から世界を巻きこむ非常に危険なものと認識をしていた。大丈夫と思っていたら、全部、アパレル関係はストップになってしまっていた可能性もある。
ブランドの方にしてもアパレルメーカーにしても、コロナで一番人が集まるようなビジネスモデルで展開しておられたものが、営業自粛や店舗閉鎖などで本当に気の毒だし、その時に日本の繊維業界では多くの方が仕事を失われている。特に高級なものを扱っておられたブランドほど、よいロケーションでの対面商売が基本だっただけに、やってきたことが全部否定され、廃業されたところも多い。従業員を抱えておられた生地問屋さんもコロナを境に廃業されたところは多い。人をたくさん抱えていてその面倒を見ないといけないというのは苦悩な状況で、経営者の方々も借り入れや持続化給付金などでコロナ禍は乗り越えられたとしても、コロナ後に、借り入れや、3年間生産を半減してきたものがコロナ後に戻ることもないし、コロナ中よりも今の繊維業界というのは厳しくなっているのではないだろうか。
コロナ中も返済は行ってきて、コロナ融資などは受けなかったが、それでも、売り上げが落ちたということで、地元の金融機関からは、全部経営が駄目ですみたいなこといわれたから、こんな奇跡で残れているし、売り上げ伸ばして引っかかっても連鎖倒産でよかったんですかというような、当たり前のことなのだが、コロナ融資で金融機関は過去最高利益らしい。人々が苦しめば苦しむほど、コロナでかつてないほどの金儲けができる状態というのも、日本の金融行政の裏側だったりもする。金融機関が社会情勢をしらないと、会社は無理やり売り上げを伸ばして逆につぶれてしまうのが普通で、情勢をわきまえて適切な判断が必要で、地元金融機関はコロナで儲かったのだろうけども、コロナで自粛している状況で売り上げ伸ばせとかすごい感覚の金融機関もある。経営はそんな甘くない。林与ですらも、コロナ禍においては特別な事情だったので注文されたものでも得意先のおかれた事情も理解しながら自分が追い込めば、得意先が資金ショートして追い込んでいるだけ、コロナ禍でも大きな売り上げを目指していたら何千万は引っかかっていただろう。
人や店舗を抱えておられるアパレル企業というのはコロナ禍においては本当に大変だったろうと思う。店舗数を半減近くにまでされたところも多いと思うし、今、国内の大手アパレル5社で、3100店舗が閉鎖されたという記事があるけど、撤去費用だけでなく、撤去した在庫もあるし、従業員へのリストラへの費用も当然発生しそれも重荷になっているだろう。事業を広げるのは簡単だが縮小しながら存続するのは本当に難しいことだと思う。
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