リネン日記
113年で一番暑い8月
2010年09月02日
新聞報道によると、この8月というのは、113年で一番暑い夏ということだそうです。観測地点の中には彦根も入っております。林与の歴史の中で一番暑い8月というのが、今年だとするとその要因は、普通なら夕立など雨が降るほどの暑さなのに、雨がほとんど降らないのです。滋賀の彦根地域も局地的には降っているそうですが、全体的には降っておりません。特に人が住んでいる地域では雨が降らないんです。
水というものがうまく循環しなくなっているのだと思います。近くに流れる愛知川の流れというものが止まってしまい、川とは呼ぶことのできない毎日です。生態系が崩れてしまってダムのある川とない川との差が出てしまっています。子供の頃は、まだ、愛知川にも夏休みには水が流れていて、”うろり”と呼ばれるじゃこよりも小さな魚が川の至るところにいたものです。それを堰を作って誘導して網に集めて、何時間かでバケツにたくさんの”うろり”を捉えることができました。水が流れていないのですから、夏の川も、涼しい場所というのではなく焼石だらけでコンクリートジャングル化してしまっています。
私が子供のころは、暑いときには、窓を閉め切ってエアコンを掛けるのではなく、窓を全開にしないと駄目だった時代です。実際には、人が過ごす居住空間を考えるときには、一番暑い夏ではないと思います。どの車にもエアコンがついていて、中よりも外のほうが涼しいということはない時代です。
エアコンをぜいたく品扱いしていた昔は、国を挙げて28度とかいうのが、エコの基準でしたが、もうそれも昔ほどは言われなくなってしまっています。今の時代にとっては、28度というのは仕事をできるような室温ではないといえます。25度くらいで年中過ごすのが当たり前の時代になっているので、それを支えるために、大きなオフィスでは、何十キロワット分もの室外機が一日中フル稼働しないといけない時代です。
水というものがうまく循環しなくなっているのだと思います。近くに流れる愛知川の流れというものが止まってしまい、川とは呼ぶことのできない毎日です。生態系が崩れてしまってダムのある川とない川との差が出てしまっています。子供の頃は、まだ、愛知川にも夏休みには水が流れていて、”うろり”と呼ばれるじゃこよりも小さな魚が川の至るところにいたものです。それを堰を作って誘導して網に集めて、何時間かでバケツにたくさんの”うろり”を捉えることができました。水が流れていないのですから、夏の川も、涼しい場所というのではなく焼石だらけでコンクリートジャングル化してしまっています。
私が子供のころは、暑いときには、窓を閉め切ってエアコンを掛けるのではなく、窓を全開にしないと駄目だった時代です。実際には、人が過ごす居住空間を考えるときには、一番暑い夏ではないと思います。どの車にもエアコンがついていて、中よりも外のほうが涼しいということはない時代です。
エアコンをぜいたく品扱いしていた昔は、国を挙げて28度とかいうのが、エコの基準でしたが、もうそれも昔ほどは言われなくなってしまっています。今の時代にとっては、28度というのは仕事をできるような室温ではないといえます。25度くらいで年中過ごすのが当たり前の時代になっているので、それを支えるために、大きなオフィスでは、何十キロワット分もの室外機が一日中フル稼働しないといけない時代です。