リネン日記
15年あと
2025年03月24日
林与がというよりも繊維業界を取り巻く環境というのは特に厳しくなっていて、日本での織物業というのはやっていくのが本当に難しくなるだろうなあと思えたりする。林与も麻織物という分野でシャトル織機を動かしているので、大変だ大変だといいながらも、仕事は常に納期遅れ気味なことがばかりだが、需要がないことはないが、1時間に1台の織機で1mとか2m程度が普通のことで、単に織るだけじゃなく、織るよりも一般的にはリスクの高い麻を整経するという作業ができるからやっていけているところがあると思う。糸という材料が必要なのはもちろんだけども、林与だけでなく染色工場さんや加工工場さんも多くの方が動いて働いて織物というものが出来上がる。
こういうのあまり知らないのが、一般の人というよりも繊維業界の人というよりも、働いている従業員でも知らないのが普通だから、いちど仕事してみたら分かることもあるよという、経験するとたいていの人というのはこんな面倒なことはやりたくないもっと自由に好きなことがしたいといいながらオリジナルの布を作りたいと思っておられる方がほとんど。経験するとどれほど織物での一つの作業でも人の器用さとか柔軟さとか忍耐が大事で、軽い気持ちではできるような仕事ではないし、軽い気持ちでやっても、まともな生地は出来上がらない。
単に普通の作業部分だけみても、間違いが許されない作業ばかりだし、またさらに織機を他の機械を調整やメンテしようとすると、自動車整備以上に機械的な調整ごとが必要。特に麻糸を織るというのは糸が切れやすく、綿やシルクを織る何倍も問題がおこりやすい。オーガニックコットンなどでも、そういうのを取り仕切ってる認証機関のひとよりも、現場の作業している人のほうが、当たり前に高い能力が必要で、認証機関の人間よりも現場の作業の人のほうが高い給料が当たり前に思うが、そうとは違うのがフェアトレードを謳うオーガニックの世界でもそういうのが普通で繊維業界というのは劣化が著しいなあと思う。本当に厳密にすごいなら存在意義もあるけども、これほどまでに崩れてしまって、オーガニックでは、そういう形だけの無駄な組織は本来必要なく逆に現場の人々を苦しめるだけの存在だったりする。合成繊維が入っていてもラベルを貼ればオーガニックみたいな世界が広がる。普通、そういうの驚かないと駄目なのだけど、やってる人たちがまったく違和感なく、合成繊維が入っていてもオーガニックだと思っている。ミイラ取りがミイラそのもので、ラベル貼ってるだけのオーガニックうたって金儲けしたい世界。業者が、お金払って真面目に講習受けてるとかほんと、もはや、合成繊維をオーガニック認定しさえすれば、主催や業者たちはそれをオーガニックというだけのこと。目を覚まさないと、海外はそんな程度だけども、日本の繊維業界ってもっとまともだったのに。
こういうのあまり知らないのが、一般の人というよりも繊維業界の人というよりも、働いている従業員でも知らないのが普通だから、いちど仕事してみたら分かることもあるよという、経験するとたいていの人というのはこんな面倒なことはやりたくないもっと自由に好きなことがしたいといいながらオリジナルの布を作りたいと思っておられる方がほとんど。経験するとどれほど織物での一つの作業でも人の器用さとか柔軟さとか忍耐が大事で、軽い気持ちではできるような仕事ではないし、軽い気持ちでやっても、まともな生地は出来上がらない。
単に普通の作業部分だけみても、間違いが許されない作業ばかりだし、またさらに織機を他の機械を調整やメンテしようとすると、自動車整備以上に機械的な調整ごとが必要。特に麻糸を織るというのは糸が切れやすく、綿やシルクを織る何倍も問題がおこりやすい。オーガニックコットンなどでも、そういうのを取り仕切ってる認証機関のひとよりも、現場の作業している人のほうが、当たり前に高い能力が必要で、認証機関の人間よりも現場の作業の人のほうが高い給料が当たり前に思うが、そうとは違うのがフェアトレードを謳うオーガニックの世界でもそういうのが普通で繊維業界というのは劣化が著しいなあと思う。本当に厳密にすごいなら存在意義もあるけども、これほどまでに崩れてしまって、オーガニックでは、そういう形だけの無駄な組織は本来必要なく逆に現場の人々を苦しめるだけの存在だったりする。合成繊維が入っていてもラベルを貼ればオーガニックみたいな世界が広がる。普通、そういうの驚かないと駄目なのだけど、やってる人たちがまったく違和感なく、合成繊維が入っていてもオーガニックだと思っている。ミイラ取りがミイラそのもので、ラベル貼ってるだけのオーガニックうたって金儲けしたい世界。業者が、お金払って真面目に講習受けてるとかほんと、もはや、合成繊維をオーガニック認定しさえすれば、主催や業者たちはそれをオーガニックというだけのこと。目を覚まさないと、海外はそんな程度だけども、日本の繊維業界ってもっとまともだったのに。
