リネン日記
近江上布
2010年10月10日
今日は、倉庫に行きまして本格的に近江上布の見本を整理いたしました。たくさんありすぎて数は数え切れないのですが、数千枚から1万枚ほどの見本が確認でき、その全てが本麻で、一本一本が丁寧に織られているのを考えると気の遠くなる話です。
資材系のものとは違ってほぼ全てが着尺巾で37cm程度の生地に仕上がっています。本麻というのはさすがですね、50年以上経っていてもしっかりとしています。倉庫のほうにあったはずの戦前の箱が今日は見当たりませんで、どこで見かけたのか再度探そうと思っています。
林与の場合、昭和20年代の見本というのは、色数も少なく幾何柄が多く、シンプルで、30年代にクライマックスを迎えて、40年代に入ると服地の時代になって、またシンプルな世界に戻ったといえます。昔のものをみてよいなあと思うものの、それと同じものを作るにしても相当大変だろうなあと感じます。
資材系のものとは違ってほぼ全てが着尺巾で37cm程度の生地に仕上がっています。本麻というのはさすがですね、50年以上経っていてもしっかりとしています。倉庫のほうにあったはずの戦前の箱が今日は見当たりませんで、どこで見かけたのか再度探そうと思っています。
林与の場合、昭和20年代の見本というのは、色数も少なく幾何柄が多く、シンプルで、30年代にクライマックスを迎えて、40年代に入ると服地の時代になって、またシンプルな世界に戻ったといえます。昔のものをみてよいなあと思うものの、それと同じものを作るにしても相当大変だろうなあと感じます。