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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

需要の逼迫感

2010年11月16日

今日は、午前中に加工工場に反物を確認に行きました。最初上げてもらったときには問題なくみえた反物でしたが、風合い直しのために2回目に上げてもらうと反物の半分くらいから厚さが違うように思えるということで、実際に見せてもらいに上がります。

これは、糸の太さが違うとしか思えなく、会社に戻って、全ての工程でどこの糸を使ったのかということを調査いたします。糸を使いきる以上に、在庫の糸を持つということは、ロットが分かれることが多くなりますので、同じ色糸でもロットの違いで段が見えたりすることなどよくあります。

午後からは糸商さんが来られまして、夕方までいろいろとお話をしました。リネン糸の供給が需要をまかなえないというのは、さまざまな方面から言われているのですが、今日もその話が上がっていました。不作の時と同じで、こういうときは非常に注意しないといけないなあと実感いたします。糸を扱えば良し悪しは分かります。


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