リネン日記
国産の麻のトップ糸
2010年11月18日
今日は、東京からTextile-Tree編集長の成田さんが弊社にお越しになられました。朝から来ていただいたのですが、素材の話を話しているうちにあっという間に3時になってしまって、午後は長浜にご予定があられまして、また今度来て下さった時にごゆっくりしていただこうかと思います。
成田さんを駅までお送りした後、別のお客様との約束が4時からあって6時くらいまでおられ、夕方7時には出荷で、そのあと国産のトップの麻糸を倉庫に取りに行きました。明日は、シンポジウムの準備で昼からいないので、夜中ながらも糸を出しておかないと仕事が出来ないからです。
真っ暗な倉庫に懐中電灯を持って入って、糸を出していると、周りから見れば、何をやっているんだろうと、泥棒みたいなみえるのかなあと思います。ついでに、シルク麻120番手と書かれたニッセンのラミー加工糸を持って帰ってきました。50年くらい前のものではないでしょうかね。日付なども明るいときに確認しようと思います。昔、白絣などを織るのに使っていた糸ではないかと思います。
当時の糸というのは、高価なものなので、糊のついた一つ一つのチーズが紙に丁寧に包まれているのです。チーズ一つにしても、一つ200g程度しかないのにひとつひとつが紙に包まれているのです。ものが希少であった時代にこそあった価値観の世界を感じます。これは日本のバブリーな価値観とは違い、ものづくりの精神が当たり前に日本に生きていたころの価値観ではないかと思います。
成田さんを駅までお送りした後、別のお客様との約束が4時からあって6時くらいまでおられ、夕方7時には出荷で、そのあと国産のトップの麻糸を倉庫に取りに行きました。明日は、シンポジウムの準備で昼からいないので、夜中ながらも糸を出しておかないと仕事が出来ないからです。
真っ暗な倉庫に懐中電灯を持って入って、糸を出していると、周りから見れば、何をやっているんだろうと、泥棒みたいなみえるのかなあと思います。ついでに、シルク麻120番手と書かれたニッセンのラミー加工糸を持って帰ってきました。50年くらい前のものではないでしょうかね。日付なども明るいときに確認しようと思います。昔、白絣などを織るのに使っていた糸ではないかと思います。
当時の糸というのは、高価なものなので、糊のついた一つ一つのチーズが紙に丁寧に包まれているのです。チーズ一つにしても、一つ200g程度しかないのにひとつひとつが紙に包まれているのです。ものが希少であった時代にこそあった価値観の世界を感じます。これは日本のバブリーな価値観とは違い、ものづくりの精神が当たり前に日本に生きていたころの価値観ではないかと思います。