リネン日記
縦糸緩み
2010年12月12日
昨日の夜は、バスで公民館まで帰ってきてそのあと家まで歩いて帰ったと思います。その後、工場に入って作業をしたのを覚えているのですが、本当に歩いて帰ったことに関しては記憶があまりありません。もう一軒飲み行こうと誘われ断ったのがちょっとだけ頭の中に残っていて…
今日は、朝から、縦糸が緩む織機の原因究明に動いていました。テンション関係を全て調べて、巻き取り、送りの全てを確認したのですが、機械がまったく送っていない状態にしても縦糸が緩むのです。原因は大きく巻いたビームのフリンジが、引っ張る強さに負けてしまって、ネジはきつく締めていたのですが空回りしてしまっていたようで、フリンジも外に緩んだ感じで耳糸が食い込みはじめています。原因が分かったので強く強く締めて解決しました。
シャトル織機を触っていると、本当に良く出来た仕組みだなあと常々思います。一人の人間が作ったのではなく、織物産業が花形産業だった時代に、改良に改良を重ねて進化させたのだと思います。50年使えるものって少ないとは思いますし、1日であっても過酷な動きをし続けているシャトル織機が50年持つというのも、日本の昔のこだわりだと思っています。
今日は、朝から、縦糸が緩む織機の原因究明に動いていました。テンション関係を全て調べて、巻き取り、送りの全てを確認したのですが、機械がまったく送っていない状態にしても縦糸が緩むのです。原因は大きく巻いたビームのフリンジが、引っ張る強さに負けてしまって、ネジはきつく締めていたのですが空回りしてしまっていたようで、フリンジも外に緩んだ感じで耳糸が食い込みはじめています。原因が分かったので強く強く締めて解決しました。
シャトル織機を触っていると、本当に良く出来た仕組みだなあと常々思います。一人の人間が作ったのではなく、織物産業が花形産業だった時代に、改良に改良を重ねて進化させたのだと思います。50年使えるものって少ないとは思いますし、1日であっても過酷な動きをし続けているシャトル織機が50年持つというのも、日本の昔のこだわりだと思っています。