リネン日記
近江上布絣柄プロジェクト
2010年12月20日
今日は、午前中から彦根で、市役所に行き、そのあと組合で滋賀県への提出物を作成しました。会社に戻ってからはJETROさんの1月の欧米商談会の申し込みを書きました。前回のJETROさんの欧州商談会は秋冬の展示会だったので今回は、春夏物をセレクトに来られるということで、よりリネンなど麻アイテムを探されるケースに恵まれるのではないかと考えております。
近江上布絣柄をプリントにてアパレル向けに復興するプロジェクトもテスト的に動き始めています。プリントというのは、柄が大事だと思いますし、それを支える捺染の技術も非常に大事です。コストを落とし量産することを考えれば、欧米への輸出の面でも海外生産が近道でしょうが、それでは林与が考える特別ではなくなってしまうのです。
ヨーロッパでは、プリントのデザインというのが非常に重視されます。芸術としての評価なんだと思いますが、ヨーロッパへの提案としては、日本の春夏の服飾文化を支えてきた近江上布の日本的な感性というものを伝えたいと考えております。そこに他にはない林与らしさが生きるのではないかと思うのです。
近江上布絣柄をプリントにてアパレル向けに復興するプロジェクトもテスト的に動き始めています。プリントというのは、柄が大事だと思いますし、それを支える捺染の技術も非常に大事です。コストを落とし量産することを考えれば、欧米への輸出の面でも海外生産が近道でしょうが、それでは林与が考える特別ではなくなってしまうのです。
ヨーロッパでは、プリントのデザインというのが非常に重視されます。芸術としての評価なんだと思いますが、ヨーロッパへの提案としては、日本の春夏の服飾文化を支えてきた近江上布の日本的な感性というものを伝えたいと考えております。そこに他にはない林与らしさが生きるのではないかと思うのです。