リネン日記
詰まり
2011年01月05日
最近では家庭でもウールものを洗濯してしまう時代になりましたが、ウールというのは過程で洗うのは厳禁だったものです。リネンも昔は家庭で洗っては駄目なものだったのです。シルクもそうだったりします。
ウールやリネンの理由というのは、まず第一に、水洗いするときの寸法変化率と呼ばれる数値の問題があげられます。天然繊維であるが故にどうしても水を吸収しやすいという問題と絡んできます。
もう一つの問題は、寸法変化率以外の問題で詰まるという問題です。洗うたびに詰まっていくのです。織物というのはアップアンドダウンがありますので、そのアップアンドダウンがより立体的になることで詰まっていくのです。
リネン物で、しっかりとした襟元のシャツがないのはこのことが強く影響しています。それをつくると実際にはドライクリーニングでも危ないのです。詰まるという現象は、粗く織ったものでは比較的少ないもので、余裕分の見越しや芯地の選択や素材を選ばれる方の経験にも大きく左右されると思います。
ウールやリネンの理由というのは、まず第一に、水洗いするときの寸法変化率と呼ばれる数値の問題があげられます。天然繊維であるが故にどうしても水を吸収しやすいという問題と絡んできます。
もう一つの問題は、寸法変化率以外の問題で詰まるという問題です。洗うたびに詰まっていくのです。織物というのはアップアンドダウンがありますので、そのアップアンドダウンがより立体的になることで詰まっていくのです。
リネン物で、しっかりとした襟元のシャツがないのはこのことが強く影響しています。それをつくると実際にはドライクリーニングでも危ないのです。詰まるという現象は、粗く織ったものでは比較的少ないもので、余裕分の見越しや芯地の選択や素材を選ばれる方の経験にも大きく左右されると思います。