リネン日記
代わりの糸
2011年02月08日
今日は、昨日手配してもらった糸が届きました。同じラミー100%で、同じ設定のままで織ってみて一目瞭然の違いです。すべてが解決されます。それが糸を選ぶだけの理由なのです。結局のところ、糸の細い部分が打ち切れを起こしていたのではないかと考えます。今回のトラブルの原因が原材料なのか紡績なのかは分かりませんが、普通に流通しているものの品質が極端に落ちてきているので気をつけておかないとなりません。
今日、出機さんに行きまして、何十年も織ってくださっている職人さんも同じように糸のことを感じているのだなあということが分かりました。指定があり、一つの商品に普段使う糸と別のメーカーの糸というのを使ったのですが、織ったあとに苦情を述べられたのです。それが、まったく、私が自分の工場で自分が経験して持った感想と同じなので、この職人さんの判断も正しいということです。林与がその職人さんに言ったのは、一般に、機屋さんというのは、これが普通でリネンを織ってられるんですよ、ということです。結局、産地でも、麻を織られるところがなくなっていった背景というのもそのようなことも要因しているのではないかと思います。
今日、出機さんに行きまして、何十年も織ってくださっている職人さんも同じように糸のことを感じているのだなあということが分かりました。指定があり、一つの商品に普段使う糸と別のメーカーの糸というのを使ったのですが、織ったあとに苦情を述べられたのです。それが、まったく、私が自分の工場で自分が経験して持った感想と同じなので、この職人さんの判断も正しいということです。林与がその職人さんに言ったのは、一般に、機屋さんというのは、これが普通でリネンを織ってられるんですよ、ということです。結局、産地でも、麻を織られるところがなくなっていった背景というのもそのようなことも要因しているのではないかと思います。