リネン日記
しんなりとした光沢感
2011年02月28日
今日は加工工場に加工の準備をしていると、少し前まで受付にいてくださった女性の方が、ニコニコと「お世話になりました、今日で終わりなんです。」と声を掛けてくださいました。ご結婚が決まったようでおめでとうございますということです。林与の車の中になにかお祝いにプレゼントできるようなリネン小物でもないかと探しましたが、なかったので残念です。
加工出しの前に、キバタ倉庫でキバタ生地を探している際に、リネン60番手と書かれた平織りの布がありました。その生地がなぜかシンナリとしていたので、おやっ?っと感じて、キバタながらも、それが非常にビンテージリネンらしいシンナリとした光沢感を出していたのです。
そこでなぜか頭の中で、昔のリネンの60番手というのは追撚を掛けると落ち感が出て食ったりとなるのに、どうして今のリネンというのは追撚が難しいのか、また、硬くなってしまうのかという問題の答えみたいなものが浮かんできました。
今のリネンというのが昔のリネン以上に逆に強くなってきているのもそこに答えがあるのだとは考えています。昔は紡績が可能だった200番手を超える細いリネン糸が作れなくなった原因もそこにあるのではないかと頭の中で推測しました。何で、紡績できる糸の限界が昔の半分に落ちちゃったのかです。
加工出しの前に、キバタ倉庫でキバタ生地を探している際に、リネン60番手と書かれた平織りの布がありました。その生地がなぜかシンナリとしていたので、おやっ?っと感じて、キバタながらも、それが非常にビンテージリネンらしいシンナリとした光沢感を出していたのです。
そこでなぜか頭の中で、昔のリネンの60番手というのは追撚を掛けると落ち感が出て食ったりとなるのに、どうして今のリネンというのは追撚が難しいのか、また、硬くなってしまうのかという問題の答えみたいなものが浮かんできました。
今のリネンというのが昔のリネン以上に逆に強くなってきているのもそこに答えがあるのだとは考えています。昔は紡績が可能だった200番手を超える細いリネン糸が作れなくなった原因もそこにあるのではないかと頭の中で推測しました。何で、紡績できる糸の限界が昔の半分に落ちちゃったのかです。