リネン日記
どんなリネンをつくりたいですか?
2011年04月02日
以前、これからどんなリネンをつくりたいですか?という質問をいただきました。そのときは、うまく答えられなかったのですが、林与らしいリネンを作りたいと思います。だと思います。
リネン生成とオフ白の定番ソフト仕上げなんかも、エコテックス規格100に基づく有害物質検査をクリアしたリネン糸を使用しています。糊や糸道油もつけずに、1時間に2m程度の低速のシャトル織機で織り上げています。加工も、麻の産地の何十年も続く実績のある加工を選んでいます。あんまり謳っていませんが、定番のソフト仕上は、ハンドメイドの方に使っていただくために、生地の物性を安定させる工夫をしていますので水通し必要のないような仕上にしてあります。
一つくらいの要素が、糸のロットや加工のロット、織機の違いなどで、多少ぶれたとしても、それでも、市販のものとは違う林与のリネンらしいものにはなると考えています。見て触って感じる部分だけでなく、作るコンセプトや工程へのこだわりという無駄な贅沢をしています。それでかつエコなので、こういうスタイルは、織物の世界のものづくりのモデルとして残して行きたいと考えています。突き詰めていけば、なぜ、林与は麻を織り続けるのかという問題に行き着くかと思います。
リネン生成とオフ白の定番ソフト仕上げなんかも、エコテックス規格100に基づく有害物質検査をクリアしたリネン糸を使用しています。糊や糸道油もつけずに、1時間に2m程度の低速のシャトル織機で織り上げています。加工も、麻の産地の何十年も続く実績のある加工を選んでいます。あんまり謳っていませんが、定番のソフト仕上は、ハンドメイドの方に使っていただくために、生地の物性を安定させる工夫をしていますので水通し必要のないような仕上にしてあります。
一つくらいの要素が、糸のロットや加工のロット、織機の違いなどで、多少ぶれたとしても、それでも、市販のものとは違う林与のリネンらしいものにはなると考えています。見て触って感じる部分だけでなく、作るコンセプトや工程へのこだわりという無駄な贅沢をしています。それでかつエコなので、こういうスタイルは、織物の世界のものづくりのモデルとして残して行きたいと考えています。突き詰めていけば、なぜ、林与は麻を織り続けるのかという問題に行き着くかと思います。