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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

リネン100% 麻100%

2011年06月07日

今日は、午後から染工場の方と染めに関する問題解決のための打ち合わせを行いました。染色の堅牢度に関することですが、色によっては、昔はしっかりと染まっていて今は染まらないという問題が増えすぎて困っている問題に糸口が見え始めました。

夕方前に彦根で所用を済ませて返る途中で、地場の社長さんからお電話をいただきまして、会社に戻るとすぐに、ご夫婦で生地を見に来てくださいました。ご夫婦でかなり好みが異なられているようで製品にされまして売れ行きとして結果がどう出ますことやらと思います。

おっしゃっておられたのが、綿麻のものよりも本麻のもののほうが確実に売れ行きがよいということで、素材の品質表示を見て買われているということが多いのにも消費者の方の判断基準というものに麻へのこだわり的な思考があるのを感じます。綿麻で肌触りのよいものよりは、リネンや本麻で少しざらついていても本物を感じるということでしょうか。

林与の素材の場合、綿麻のものでもほとんどの工程が共通していますので値段はほとんど変わらないのですが、量産するときのリスクの低さなどは綿麻の有利なところです。リネン100%のものに関しては、加工上がりの風合いが見本と違ったりすることが当たり前で時間とともに湿気を吸って風合いが良くなるなども多いのです。


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