リネン日記
紺九さん
2011年06月16日
今日は午前中、ひこねの組合から市役所と商工会議所にご挨拶に行きました。会社に戻ってからは、書類関連をやりまして、夕方前に野洲にある藍染の紺九さんにお邪魔させていただきました。森芳範氏から藍染めに関するご説明などをいただきまして、持参しましたビンテージアイリッシュリネン140番手のハンカチ生地が染められるのかどうかご相談させていただきました。
昔のヨーロッパのリネンなどが藍染が多いことなどに関してもお話を伺うことができ、ヨーロッパでは昔、アブラナ科の植物で染めておられたそうだという話で、それがインド藍に置き換わってしまって、ヨーロッパでは現在は、昔ながらの藍染の技術が途絶えてしまった状態だということだそうです。
こういう独自の世界というものを家族で守っておられるということは大変だろうなあと思います。昔ながらの方法を貫くということが当たり前の世界で、桶や銅釜、ムシロなどの道具すらも守っていかねばならないお話は、売れる売れないとか、売れるものをつくろうとするという考えすらもが大事ではない世界です。
こだわりとかいう言葉を使うことすらもこだわらないケースがあることを前提にの話があるのでこだわりという言葉すらもが使えないような。適切なのは昔のやりかたのままでやっておられるという文化財や国宝級のものというのは、理想的な環境つくりを育まれるところから始まるのだなあと実感します。
染めに関するお話などは興味深く聞かせていただいたのですが、やっていただくことというのはお任せしてやっていただいて、紺九さんがよいと思われる形で数点染めていただくのが一番私の求めるものだったりいたします。
昔のヨーロッパのリネンなどが藍染が多いことなどに関してもお話を伺うことができ、ヨーロッパでは昔、アブラナ科の植物で染めておられたそうだという話で、それがインド藍に置き換わってしまって、ヨーロッパでは現在は、昔ながらの藍染の技術が途絶えてしまった状態だということだそうです。
こういう独自の世界というものを家族で守っておられるということは大変だろうなあと思います。昔ながらの方法を貫くということが当たり前の世界で、桶や銅釜、ムシロなどの道具すらも守っていかねばならないお話は、売れる売れないとか、売れるものをつくろうとするという考えすらもが大事ではない世界です。
こだわりとかいう言葉を使うことすらもこだわらないケースがあることを前提にの話があるのでこだわりという言葉すらもが使えないような。適切なのは昔のやりかたのままでやっておられるという文化財や国宝級のものというのは、理想的な環境つくりを育まれるところから始まるのだなあと実感します。
染めに関するお話などは興味深く聞かせていただいたのですが、やっていただくことというのはお任せしてやっていただいて、紺九さんがよいと思われる形で数点染めていただくのが一番私の求めるものだったりいたします。