リネン日記
柄つくり
2011年09月11日
今日も、日曜日ながら、リネンのチェック柄をつくりました。色あわせが頭で思い描くのと実際に織機で準備のできている縦の色の濃度など、無限の色があると作りやすいのですが、限られた何十色かの色の中で、雰囲気のある色柄に仕上げていくのは難しいなあと思います。
コンピュータで並行して色を出していくのですが、無限の色の中から選べるシュミレーションでは、自分の好みの色付けができても、現実、限られた色を組み合わせる中でものづくりをしていかないといけないのでは、一色の筋の色で何時間も悩むことも多いものです。
ひとつのシリーズで5配色考えていて、途中でよい色柄が違う感じでできてしまうと、バランスをとるために全部の配色を考え直すということも多いものです。昔は、こうやって色柄を出す生み出せるデザイナーさんはたくさんおられたと思うのですが、今は、先染で物を作ること自体が贅沢になりすぎて、デザイナーさん自身も先染の柄を手がけることは少なくなっていると思います。
本麻の100番手の総先染などは良いものであるのはわかっていても、今の世の中からは姿を消しています。たぶん、専門家の方などが言われる、差別化されたよいものづくりの形そのものだと思うのですが、それを一般の生地と同じラインで流そうとすると難しい時代であるのを感じます。
コンピュータで並行して色を出していくのですが、無限の色の中から選べるシュミレーションでは、自分の好みの色付けができても、現実、限られた色を組み合わせる中でものづくりをしていかないといけないのでは、一色の筋の色で何時間も悩むことも多いものです。
ひとつのシリーズで5配色考えていて、途中でよい色柄が違う感じでできてしまうと、バランスをとるために全部の配色を考え直すということも多いものです。昔は、こうやって色柄を出す生み出せるデザイナーさんはたくさんおられたと思うのですが、今は、先染で物を作ること自体が贅沢になりすぎて、デザイナーさん自身も先染の柄を手がけることは少なくなっていると思います。
本麻の100番手の総先染などは良いものであるのはわかっていても、今の世の中からは姿を消しています。たぶん、専門家の方などが言われる、差別化されたよいものづくりの形そのものだと思うのですが、それを一般の生地と同じラインで流そうとすると難しい時代であるのを感じます。