リネン日記
糸の整理
2012年02月23日
今日は、何度か出機さんに行って後何枚織らないといけないかなどの確認と必要な糸の確認を行いました。今の時代のペースと昔のペースでは3倍くらいの開きがあるかと思います。今日も昼から別の案件でお電話をいただきましたが仕事があっても職人さんの技の生きるものづくりをしようとすると今の時代のペースで仕事をこなすということが容易ではないことを実感いたします。
工場の中では別の件で1台急ぎの分の台を増やして対応することにしたので、朝から22羽の筬の有無の確認を行い、機があったので機の載せ替えを行うことにしました。ラミーの糸が糊付からあがってきたのですが、今回のロットは巻き返しが難しく、糸が抜けるように切れるので前回のロットのように織れるのかどうかが不安なところです。月末納期のものが詰まってきており追われるような状況になってきてはおります。
工場の中も一度生産が落ち着いたら糸などを整理しないとと思っております。生産をしていると糸がどんどんと貯まってきてロットごとの区別が必要となってきます。色をたくさん使えば使うほどその糸の管理は無限に広がってしまうので、必要量しか染めないという手法になっていくのでしょうが、その分、生産面がタイトになるので人員的な要素がよりたくさん必要となってしまいます。
先日はある問屋さんから新規の商品のお話でウールと交織のお話があったのですが、ウールでバリエーションを広げるとその糸の手配というものがその都度になるので、使い切るということをしないと勿体のない話です。ウールでも強い薬が掛けてあったり、防虫加工をほどこしたものは持ちますが、本来のウールというのは虫が食べ糸が弱くなるのが本来の習性で、そのあたりを作るものが分かっていないと後々大きな問題が出てきます。
工場の中では別の件で1台急ぎの分の台を増やして対応することにしたので、朝から22羽の筬の有無の確認を行い、機があったので機の載せ替えを行うことにしました。ラミーの糸が糊付からあがってきたのですが、今回のロットは巻き返しが難しく、糸が抜けるように切れるので前回のロットのように織れるのかどうかが不安なところです。月末納期のものが詰まってきており追われるような状況になってきてはおります。
工場の中も一度生産が落ち着いたら糸などを整理しないとと思っております。生産をしていると糸がどんどんと貯まってきてロットごとの区別が必要となってきます。色をたくさん使えば使うほどその糸の管理は無限に広がってしまうので、必要量しか染めないという手法になっていくのでしょうが、その分、生産面がタイトになるので人員的な要素がよりたくさん必要となってしまいます。
先日はある問屋さんから新規の商品のお話でウールと交織のお話があったのですが、ウールでバリエーションを広げるとその糸の手配というものがその都度になるので、使い切るということをしないと勿体のない話です。ウールでも強い薬が掛けてあったり、防虫加工をほどこしたものは持ちますが、本来のウールというのは虫が食べ糸が弱くなるのが本来の習性で、そのあたりを作るものが分かっていないと後々大きな問題が出てきます。