リネン日記
縦繋ぎ
2012年03月24日
今日は、新しい人の初日で縦繋ぎをやってもらいました。3660本を一本づつ手でつないで行くのですが、普通考えると永遠に終わらないような作業ですが、慣れた人だと1日くらいでつないでしまいます。
縦繋ぎというのは、昔は当たり前に手で行われていた作業ですが、今は、タイイングマシーンという機械でつなぐことがほとんどだと思います。しかしながら麻糸やリネンというのは張力がないので、機械でつないでも機械を外して確認する作業が頻繁になり、かなり時間が掛かるものです。
縦に麻を織れない理由というのはいくつもありますが、そのひとつが縦繋ぎが麻の場合には難しいことも理由にあげられるでしょう。林与の取り組むリネンの100番手を超える細番手プロジェクトなどの場合も、実は、機械が良いから織れるというのではなく、人の手で一本一本つないであげるから到達できるのです。
太い糸でも本数が多いと気が遠くなりますが、麻の切れやすい細い糸を繋ぐというのは、切れないようにしっかりと結ぶというのは力加減も難しいものです。着物の手織りの世界だと1000本程度で済みますが、アパレル用の服地の幅だと3倍くらい重労働です。
縦繋ぎというのは、昔は当たり前に手で行われていた作業ですが、今は、タイイングマシーンという機械でつなぐことがほとんどだと思います。しかしながら麻糸やリネンというのは張力がないので、機械でつないでも機械を外して確認する作業が頻繁になり、かなり時間が掛かるものです。
縦に麻を織れない理由というのはいくつもありますが、そのひとつが縦繋ぎが麻の場合には難しいことも理由にあげられるでしょう。林与の取り組むリネンの100番手を超える細番手プロジェクトなどの場合も、実は、機械が良いから織れるというのではなく、人の手で一本一本つないであげるから到達できるのです。
太い糸でも本数が多いと気が遠くなりますが、麻の切れやすい細い糸を繋ぐというのは、切れないようにしっかりと結ぶというのは力加減も難しいものです。着物の手織りの世界だと1000本程度で済みますが、アパレル用の服地の幅だと3倍くらい重労働です。