リネン日記
織れない
2012年06月11日
先週から掛かっている機が整経の失敗で、糸が中から出てきて切れて切れて、1時間に50cmも織れなくなりました。結論として、正しくやり直す。セッティングを終えたすべてを外して、再度、整経をやり直しです。
今回は、時間に追われていて同じ失敗が起こることを恐れ、林与自身が整経を行いました。今年の糸は、L25番手生成に引き続き、L40番手生成もかなり品質が悪いです。このことを糸屋さんは気がついていないと、糸を購入されたお客さんが大きなトラブルに見舞われます。
林与が整経の作業をするのは1年ぶりくらいです。整経の仕事を見るだけでなく、その仕事をするための機械の調子などが気になってたまりません。いろいろな機械のネジを締めなおしたり、機械の動いているときの音を聞いたり、自分が普通だと思う機械の調子に戻します。
同じ材料と同じ設備があっても、人が違えば出来上がってくるものというのはまったく異なる良い例です。ひとつの作業においても、100点のものをしっかりと準備できる人でなければやらないほうがマシといわれる世界です。何千本ある縦糸の内の数本の糸切れが続くだけで今回も一からやり直しです。
今回は、時間に追われていて同じ失敗が起こることを恐れ、林与自身が整経を行いました。今年の糸は、L25番手生成に引き続き、L40番手生成もかなり品質が悪いです。このことを糸屋さんは気がついていないと、糸を購入されたお客さんが大きなトラブルに見舞われます。
林与が整経の作業をするのは1年ぶりくらいです。整経の仕事を見るだけでなく、その仕事をするための機械の調子などが気になってたまりません。いろいろな機械のネジを締めなおしたり、機械の動いているときの音を聞いたり、自分が普通だと思う機械の調子に戻します。
同じ材料と同じ設備があっても、人が違えば出来上がってくるものというのはまったく異なる良い例です。ひとつの作業においても、100点のものをしっかりと準備できる人でなければやらないほうがマシといわれる世界です。何千本ある縦糸の内の数本の糸切れが続くだけで今回も一からやり直しです。