for English speakers: Welcome to HayashiyoWelcome to Hayashiyo
リネンや麻を織る日々をつづっています。
ホームリネン日記
リネン日記
リネン日記:3681
«前のページ 1 ... | 168 | 169 | 170 | 171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176 | 177 | 178 | ... 185 次のページ»
2010年04月08日
日本でものを作るときに、企業努力を超えた壁というのが常にあります。それは、企業にとっては他国と比べると競争条件が何倍も不利であるということです。将棋に例えると飛車角落としの比ではないところで、常に、ものをつくるという海外との競争です。

そんな中でも競争するときに形成が有利っぽいところが地場産地なのです。その地場産地自体が、価格競争というものづくりの土俵に呑みこまれてしまっては、その作りあげた形成が崩され始めてしまっています。

今の時代、日本が電気自動車を開発していますが、中国内では、50ccバイクではなく、充電式のバイクが15000円ほどで売られていて、日本のやっている開発というのが、実際には、無意味なのではないかと思えます。その法律関係を動かすことまでがものづくりしないといけないものの責任であったりしますので、日本はもはやものづくりをするところではないというのは現実のところです。

日本の優秀な学生たちが働く場所というのが中国になる可能性は高いです。一つの工場に一貫した製造拠点があり、自分自身で開発しようとすればその力があるのです。今回の展示会で知り合った業者さんが扱っている、綿の200/2や170/2の糸などは、通常日本ではあまり流通しない糸です。ヨーロッパ向けにはボリュームで動いているということですが、日本企業がそういう特殊な糸を扱うチャンスが少ないという点は憂慮してよいかと思います。そういう糸が湯水のように流れる国と入手が困難な国とでは、インフラ的に、作れるものや技術の差が出てきてしまうのです。国外に行ったほうものづくりしやすいということでは、ものづくりの国としての日本の立場は危ういです。

シルクの糸などでも、本当に細い紡績糸が中国から出てきています。生糸を作るよりも大変な世界かとおもったりして、糸を触っていてもその感触というのは通常のクラスとは違いがあるのを感じます。中国で開発される一番上のクラスの糸というのは、リネン、綿、シルクにしてもイタリア向けが多いようです。イタリアという国では、ブランドもたくさんあり、それだけの需要があるので、高級品へのニーズも高く開発も容易ではないかと思うのです。

イタリアという国では、国家がファッション産業に莫大な投資をし続けており、新しいものを生み出すに値する高級品の世界的な需要も生み出しています。メイドインジャパンの素材がヨーロッパで注目されているのは、イタリアやフランスにファッション文化があり、それらの国の政策のおかげかも知れません。
2010年04月07日
彦根地域では、もう桜が満開になりました。もうこの週末が見納めになるかもしれません。雨が降ると散って落ちてしまうので、週末まで雨が降らないように祈るばかりです。さて、今日は、お昼のうちに、組合の事務局に行き、理事会の資料などの準備をいたしました。

夜には理事会が執り行われ、今年度の彦根の組合の事業のことや予算のことなどに関して話し合いなどがありました。助成事業の案件に関しても事業成功に向けて話が進みそうです。単に計画したからやるというようなものではなく、参加される企業さんの将来のためになるような活動に結び付けばよいなあと私自身は思っております。

産官学のコラボなどに関しても、産、官、学のものづくりへのスタンスというのは、非常に大きいと考えます。民間の側から行政に対してのPR活動などを行い、政策や支援に生かしてもらわなければ、ものづくりに対するマイナス方向の政策が良作と勘違いでどんどんと作られていたりします。

学生のみなさんなどにもぜひものづくりの現場というものを学生のうちに体験などしていただいて、その専門での勉強に生かしていただければ学校での授業もより意味深いものになるのではないかと思います。
2010年04月06日
昨日3分咲になったと思ったら、今まで桜が咲くのをいつかいつかと待っていたのをわすれてしまうくらい、今日は7分咲きです。まだまだ、肌寒いというのに、地面の下のほうでは、春が進行しているのかと思います。先日の鯉のぼりを上げる際にも、つくしんぼがたくさん川の土手に生えていました。

以前だと、たくさんの蝶々が舞う春でしたけど、蝶々をほとんど見かけないのを目の当たりにし、実際に、サイレントスプリングがこの30年ほどで進行してしまっていることを感じます。新聞では、蛍の養殖みたいなものをあるところで見かけましたが、とことん失うまでやってしまって後から惜しむかのように、人間が見るためだけに再生させたものに価値があるのかと感じます。そんな養殖蛍でも飽きられてしまえば終わりで、本来の価値の復興にはならないと思います。

実際に恐ろしいのは、観光目的としてゲンジボタルがいない地域にまでゲンジボタルが繁殖してしまうような愚かさをはらんでいたりするのです。そのこと自体が人間の勝手による自然破壊にすぎません。食物連鎖の一部だけを直したとしても本質的な前後関係が改善されなければならないのですが、本質的なものを破壊している前後はアンタッチャブルであることが多いのも事実です。

今日は、夕方、大学のほうにお邪魔しまして、産官学のコラボの組合が中心となって進める事業のお願いにあがりました。ご承諾並びにご協力の約束をいただきまして、実行委員会のほうも順調に立ち上がり、事業のほうも一番大事な意欲的なバックボーンをもって進める気がします。
2010年04月05日
今日は、桜が咲き始めで一気に3分咲きです。不思議ですね。人間なら、早く成長する人もあれば、あとで成長する人もあるのに、同じ場所にある桜の木というのは、まったく同時に咲き始めます。決して温かくもないこんな日につぼみから一気にに3分咲になるなんて、ツルンでいるとしか思えません。木と木も会話をしているはずです。

燕の子供にしても、飛び立つのは同じ日です。子供のころ、私の家の上空が、日本中の燕の移動のルートになったことがあります。大きな音がするので不思議におもい外にでると、空一面を埋め尽くす燕が大きな音を立てながら10分以上も一つの方向に飛んでいったのを覚えています。一生に一度しか見たことのない不思議な壮大な光景でした。

今日は夕方遅く、長浜からお客様が来られ、いろいろとお話をいたしました。お店を作られた当初から弊社の本麻手もみなど弊社の素材を使い続けてくださっておられるのですが、今回も布を見に来てくださいます。林与と同じで近江特産の麻織物という素材へのこだわりも持っておられます。

林与が、このリネン日記をスタートしたことで、文字しかない見た感じ殺風景なブログですが、いろいろな皆様とお出会いで来たりお話しする機会が生まれたことなどもお話ししましたら、非常に興味をもっていただきました。私と同じように日々の洋服作りのことをつづってもらえるなら、林与は販売したあとも一つ一つの布を覚えていますので、林与の布がどんな風な洋服になるのか知ることができ楽しいだろうなと思います。買われるお客様にとっても特別のお洋服であるという意味合いが増すと思うのです。

ジャパンクリエーションが近づき、今回、デザイナーコラボしていただくDress&Co. HEDEAKI SAKAGUCHI 坂口英明氏とのコラボレーションでも、オーガニックやエコなリネンを使った素敵なコラボ企画が進んでいます。林与も当日が楽しみです。
2010年04月04日
今日は、こどもの日の1か月前の日曜日ということで、字の青少年育成委員ということもあり、字のみなさんと一緒に鯉のぼりを字の3か所に上げました。全部で40匹くらいの鯉のぼりが上がったと思います。1匹が10M近くもある鯉のぼりもいて、圧巻です。

リネンで鯉のぼりを作ったらおもしろいと思っていましたが、綿の鯉のぼりが雨にぬれると重くなって、まっすぐに垂れ下がってしまうということで、市販の薄いナイロンの鯉のぼりが風にはためくのには良いということです。

今、ジャガードでリネン100%を織り進めています。無地ライクな創作的な織物が生まれるのがジャガードの世界です。切れやすいリネンをジャガードで織るのは、織り段ができやすいので要注意で、通常の織機よりも速度を落としておりますので生産性もより低いです。

ジャガードの柄は、特別なものは林与のオリジナルな柄として作ってもらいます。その柄を作ること自体が時間を要する大事な作業の一つなのです。一か所の糸の上がり下がりの癖の出方を気にして紋紙を作り直すこともあり、プリント以上にコンピュータ上と実際の織物の違いの差というものは大きいものです。

アイルランドでも伝統的なダマスクを織っているところは少なくなっていますが、林与もジャガードで細番手のリネン織物を織っているのでその意味がよくわかります。ジャガードのリネン関係に興味を示してくださるケースが多いですが、希少で高価なのにはそれだけ生産が難しいという理由があります。
2010年04月03日
中国北京は寒かったのですが、日本に帰ってきても滋賀県は肌寒い感じで、春っぽくないです。底冷えしています。彦根城の桜も遅そうですね。さて、3月のリネンプレゼントの当選者は、東京都板橋区の方と横浜市鶴見区の方に決まりました。おめでとうございます。メール便にて数日中に発送いたしますので到着まで今しばらくお待ちくださいませ。

中国に行くJALの中のディスカバリーチャンネルを見ました。地球の出来上がり方を記録したビデオを見ていたのですが、恐竜の衰退など、形あるものはいつか滅びるみたいなのが、日本の織物文化と似ているなあと、滅ぶのも一つの進化なのかなあとおもったりしました。消えゆくものを惜しむことこそが愚かで、消えた後には新しいものが栄えるのだという道理なんだと感じます。人類にしてもほんとうに短いもので、進化しないものの方が長い時代を乗り越えることができるということなのかもしれません。

人間は今の地球環境問題を考えるときに、新しい技術を開発して対応しようとしていますが進化すれば環境をさらに危うくするだけだと思います。新しい技術の裏には、絶滅するものが必ず存在するからです。従来のものを淘汰してしまうような行為を行って後から復興しようとしてもなかなか難しいものです。

中国でも通訳の方を含め、その通訳の友人である30歳くらいの3人の若い世代の方たちと一緒に夕食などとらせていただいたのですが、その企業の次の世代を担うトップの方たちでしたが、非常に清く慎ましく行動をされていて、優良企業の幹部の方がそのような姿勢であるというのは、日本が追い抜かれるのは必至かもしれません。

一方、展示会などでは、麻糸、麻布、麻製品関連で、強引なセールスの方もたくさんこられ、自分が与える印象というのを理解されずに、便乗的かつ利己的なセールスの方も多かったのですが、不思議なのは、悪いイメージがあると追い抜かされない気がして安心するのですが、ひたむきな良いイメージがあるとすでに追い越されてしまっている気がして本当に危惧してしまうことです。中国の方がひたむきな姿勢でものをつくり中国繊維関連のビジネスを支えているとなると、今の日本の繊維業界の飽きたような体質からすると日本が追い越されてしまうのは当然だと思えます。日本の場合は経験があるのでそれを食いつぶす形で商売を続けてだんだんと衰退している気がします。専門的な能力や意欲、メンタリティの面でも追い越されてしまっているのではないかと思います。

その企業がトラブっておられる一枚のリネンの布がありました。その原因が何か分からないと悩んでおられると通訳の方に聞いて、原因がわかるかたずれられたので、その布の問題に関しては私が常に頭を抱えているリネンの問題と共通していたので、その問題とリネンの糸や織物に関する本質を説明したつもりですが、技術の方ではなかったのでピンとは来られたのか来られなかったのか。日本でもこの問題を理解し解決しようという動きは少ないので、それが糸、染、織を注意しなければならない一つになっています。
2010年04月02日
帰国するJAL886便が午後1時50分の出発だったので、朝のうちに北京市内を観光しようということで、朝の7時ころからホテルの近くで朝ご飯を取り、ショウビンと呼ばれるパンと小龍包と豆腐を朝ご飯に食べました。3人でお腹いっぱい食べて8元で、ホテルの中にも無料の朝食がついているのですが、それよりもおいしかったです。三人で地下鉄に乗って連れて行ってもらって名前はよく覚えていないのですが「天国のお寺」に行ってきました。お寺はすごく広くて600年ほどにもともと建てられたようです。奈良にいるような気分になりました。

すごく大きなお寺で、お寺の建物よりも、中がお年寄りのための文化公園見たいになっていて、太極拳、ダンス、回廊で将棋、トランプをやってる人、羽の蹴鞠みたいなのをやってる人、通路に書道をやってるひと、やってる人も達人のような人ばかりですが、観光客もそれをみて楽しめるので一石二鳥です。

お寺のあと、天安門を見たかったので、タクシーに乗ろうとしたのですが、タクシーが捉まらず、バスに乗りました。なんか、バスだと天安門まではすごく遠いということで、途中下車して地下鉄に再度乗って、正面の毛沢東の肖像画を拝んでタイムアップで、急いで、ホテルに戻って、チェックアウトもルームチェックが間に合わず通訳の人にホテルの生産など後の処理を頼んで、一人でタクシーに乗って空港に向かいました。

飛行機の搭乗開始時間、ぎりぎり間に合って、よる9時に家に到着です。今回は、ホテルの予約などのトラブルで、会場からかなり離れたホテルになったので、毎日、一人でタクシーに乗って会場まで行って帰るなど、「はじめてのお使い」モードが多かったのですが、なんとか、はじめての北京での展示会も乗り越えて帰ってくることができました。今日一日は、本当にくたくたになりました。

今回の展示会では、日本の大手生地商社さんの並びに入れてもらって、お隣のブースさんやスタッフの皆さんにも親切にしていただいて、日本のゾーンで出展させてもらってよかったなあと思っています。今回の展示会は十分大きいですがそれなりに情報収集がしやすい規模の展示会だったので、展示会全体の雰囲気を楽しむこともできました。

北京の展示会中はメールなども連絡があまりうまくとれなくてスミマセンでした。明日から少しづつ対応も再開してまいります。みなさま、林与が日本に帰ってきましたので、また、よろしくお願いいたします。
2010年04月01日
今日は、最終日でお客さんの入りも少なめで、弊社ブースにお立ち寄りくださったのは、50から60名程度でした。入り口のほうは厳重な警備が続いており連日最初の本当の意味でのお客さんがHALL4に来られるのは10時半ころで、ブースの片付けが午後2時くらいからはじまったので、実際にじっくりと座ってもらってお話しできたのは10名程度でした。

私自身も、今日は時間があったので、ヨーロッパの企業の出しているリネンがないかと、散策に出ていたのですが、リネン100%と思えるものは、ベーシックなチェックのもの数点しか見つけられませんでした。最終日ということもあって、出展されているイタリア人の方などが弊社ブースに展示が終わったあとの帰国前の見物に10組程度は来られましたが、同業者同志ということで足早に展示をチェックされるだけで名刺を交換するということはありませんでした。

香港の女性の方がこられ、リネンをヨーロッパ輸出向けに探しておられるという話で、トレンドコーナーで、林与の生地をみてダイレクトに私のブースに来られたということです。私自身、今日もトレンドコーナーに行き全体の傾向を見ていたのですが、皺になるようなナチュラル感のあるものがほとんど少ないのを感じました。普通のリネンものだとダルな感じで埋もれてしまって安っぽくみえてしまうからかと思います。林与も全体のトレンド傾向を意識はしているので、リネンであっても林与っぽいブランド向けの高級に見えるものを中心に選んで提出したのでたくさん選んでもらえたのだと思っています。林与でいうところの昔のテイストのもので、ナチュラルテイストのものはほとんどないと言っても過言ではありません。これは、林与のリネン100がセレクトされているというのは、糸のセレクトの件もありますが、日本の染の品質の高さや日本のリネンの加工の特別さの表れだとおもったりするのです。

出展企業のほとんどが中国市場をターゲットにしているということで、ポリエステルやトリアセ、綿麻混紡糸などの価格を落とした素材提案が多いからかもしれません。光沢感はあるものの量販系のテイストの素材がたくさん並んでいました。実際にリネンの提案で、ヨーロッパの企業が中国市場に対して提案を行っても、中国企業が出展しているリネンとの比較では、中国のバイヤーからすると100%ものというのは、微妙な差というのは同じに見えにくいからだと思います。

北京のかたというのは、エージェントとして動いておられる方が多いので、いろいろなものは見慣れてはおられるようですが、実際の織物の現場を知って扱われて方というのは少ないようです。上海では脚を止めて見てくれる人が少なかったシャトル織機が動く様子の動画を5分くらいじっと眺めている方というのが、3日間通して本当に多かったです。もしかすると、そういうのに興味を持たれるのは北京というアカデミックな土地柄もあるせいかも知れません。

会場内での撮影は禁止されているのですが、林与の看板を撮影されている方が昨日も数名おられ、今日も数名おられました。北京では、ハンドメイドなものがほとんどなくなっていて、そういうハンドメイドチックなものが生地関連の人たちにとっても面白くみえた証拠ではないでしょうか。リネンストールなども商品として置いているところというのは、ものめずらしかったのでしょうか。弊社ブースに訪れられたほとんどのお客さんが触ってくださって、ほんとうにたくさんの方がハンガーバーに掛けてあるものを取って首に巻いて感触を楽しんでおられました。

展示会が終わって、上海方面に帰国される通訳の方ともう一人リネン関連の方とホテル周辺で食事をいたしました。オリンピックの行われた「鳥の巣」の近くで、鶏の焼き鳥が店頭で一本1元で売られていて、3人でチンタオビールを飲みながら3人で、魚料理、野菜料理をメインに食べて100元程度の食事でしたが、魚料理も野菜料理もどの料理もおいしかったです。ささやかながら、3日間のお疲れ様ということで打ち上げでした。明日は帰国です。
2010年03月31日
オリンピックも終わった北京という場所は、ものを作る場所ではなく、独立のエージェントっぽいタイプの方がたくさん動いておられます。そういうのを活用しているのが外国企業で、今日もお客さんに交じって1時間に2人くらいは中国の織物の会社の人だったり、糸の会社の人が来られます。展示会に出ておられる中国市場をターゲットにしておられる外国企業のほとんどが、商社化していて、中国で生産をしているところがほとんどです。

日本の大手さんのものは中国の一般的な価格帯での販売をされていますので、一般の中国人の方にも中国のものと同じ価格で変わったものが買えるということで大人気です。日本のものは中国企業でも普通に手が出るという感覚が浸透しているので、日本のものが高いというイメージは北京ではないようです。ちょっとショックです。今回の日本企業の出展企業の中で、メイドインジャパンの素材を扱っているところというのは、林与を含め2社ということでした。メイドインジャパンの素材というのは、日本国内でも少なくなってきていますが、世界ではほとんどPRされてはいないので、それを国際的な展示会に並べることは大事ではないかと考えています。

展示会全体を主催されていますドイツ本社の方も弊社ブースに来てくださいました。展示会のトレンド素材のコーナーをみていると、リネン100%みたいなのは、林与のだけではないかと思います。ヨーロッパ企業も麻の提案というのはもちろんあるとは思いますが、中国市場では値段的に話が進みにくいので提案しないのかもしれません。こういう大きな国際展示会においてもハイクラスなものが見られないというのは残念なことです。

林与のブースですが、ブースの前のカウンターには、シャトル織機の動いている様子の動画と、リネンデニム、リネンハンカチ、リネンストール、リネンシャツを並べ、手にとって見てもらえます。今日は、リネンハンカチは3人ほどが興味を示してくれました。140番手のアイリッシュリネンストールは、作っている林与自身でも本当に特別な世界です。

お隣のブースの大手生地商社さんの中国の展示会を取り仕切っておられるお二人の方もお話しする機会があり染の話を伺ったりしました。サンプルを好きなだけ持って帰れるようにスワッチサンプル帳をカタログのように自由にお取りください状態なのは、太っ腹だなあと思いました。中国の方相手でも、すべてストックされてもたれているから話が進みやすいということだそうです。

夜は、中国のみなさんと食事を地下鉄に乗って王府井という場所にいって取りました。百貨店が立ち並ぶショッピング街です。昔の風の屋台村のようなセクションも残っており、そこで食事をとりました。マトンの長い焼き鳥みたいなものが、1本40円くらいですがおいしかったです。帰り道を迷って、5人でぶらぶらと夜の北京を歩きました。安全で雰囲気が日本の京都と似ているなあと思います。

不思議なことに、地下鉄に乗っていても、中国人から声を掛けられ道をたずねられたり、今日一日だけでもなんども中国人と間違えられてしまっています。これは、私が中国人に見えるというより、中国の人の来ている服や髪形などが日本化してきて、私自身、中国の人を見ていても日本人っぽい外観の人が多いなあと思うのです。日本で販売されているブランドのものも含めて洋服のほとんどが中国製になりつつあるので、日本人と中国人の着るもののレベルが同じになってきているのを感じます。
2010年03月30日
今日は展示会初日で9時にオープンなのですが、入り口での3重くらいの荷物検査などのチェックが行われ入国検査以上に徹底したビジターの管理で、実際に4号館ともなると最初のお客さんが来るのは10時半過ぎとかでした。それまでは、出展企業のセールスマンが林与にもリネンやコットン関連のセールスに来られました。

5号館入り口付近には、厳重な警備の来春夏のメインの国際トレンドゾーンというのがあって主にヨーロッパの素材を中心としたたぶん300から400点ほどの生地が展示されていました。林与がフランスの展示会のエージェントに送った20点ほど生地のうち10数点以上がセレクトいただき展示されていて、ここにもある、これもあるという感じで、世界の権威あるトレンドメーカーの方にたくさんピックアップしてもらってて驚いています。ありがたいことですね。

林与の生地に興味を示してくださったお客さんで、実際にお話が進みそうなのは、麻のものを求めてヨーロッパから輸入されてるような業者さんになるかと思います。でも、中国の北京で麻のみを扱われている方が、リネンよりも、日本の本麻手もみに興味を示されたのは驚きでした。中国に本当に目の肥えた方がおられたのが驚きです。上海では、本麻に興味を示される方というのはおられませんでした。

日本のセクションには、日本でも有名な大手の生地商社さんのブースが数社ありました。中国で製造を主にされ中国製キバタや中国製生地を主体に扱っておられるため、値段が手ごろということで中国服飾メーカーに大人気で、日本ブースのセクションは現地中国のメーカー関係者の注目を浴び非常に熱い感じでした。

北京で一日北京の方と接しただけで、上海とは違う雰囲気を感じました。本当にステレオタイプな国民性が残っているかと思います。上海がかなり国際化を目指して、日本の東京以上に旅行者に対しても快適な空間を作り出しているので逆に日本人としては焦りを感じていたのですが、首都北京のまだまだ昔の中国っぽいイメージも体験することができました。中国の方に同行してもらっていてもタクシーに乗るのが上海以上に難しかったりするので、中国も地域によって違うものだなあと思いました。
2010年03月29日
今日は、朝早くに家を出発しまして、サンプルをたくさん抱えながら関空を出発しました。北京は初めてだったのですが、滞りなく出口で通訳さんと会うことができ、まずは、荷物としてのサンプルがたくさんあったので、展示会場の準備に行きました。

中国国際博覧中心(CIEC, CHINA INTERNATIONAL EXHIBITION CENTER)は、想像よりもこじんまりとしているなあというのが最初の印象でした。お客さんの立場から考えると会場を一日あれば回りきれてしまうのではないかというのが印象です。

準備のほうは2時間ほどで済みました。コーナーブースを与えていただいたこともあり、一こまながら広々とした感じです。また、日本ブースではいろいろな配慮があり、桜のピンクで統一され、日本企業の出展であるということを印象づけ、日本製のものを探しているお客様には来てもらいやすいのではないかと感じました。

ホール5に脚を運んで、イタリアブースの大掛かりなブース作成には、力の入れようを感じました。私自身は、リネン生地に関しての情報がほしかったのですが、中国以外の国の出展ではほとんどリネンアイテムというのが見当たりませんでした。

合間に、ヤーンエキスポも同時開催されていますので、その会場のほうにも脚を運んで準備状況を確認しました。展示会の警備が厳しすぎて、他のホールの入り口でも3人4人の警備員が立っている間を通って、ホール内に入らないといけないのはすごく不思議な気分です。中国企業ですが、リネンの糸の会社もたくさん出ていました。

会場の飾りつけが終わると、手持ちで持ち込んだ荷物のほとんどがなくなり、身軽になって裏出口すぐの場所で食べ、ホテルに向かいました。チェックインしようとしたら予約ができていない(通訳の人は携帯でメールも確認しているので、たぶん、ホテルがダブルブッキングかな?)ということで、北京オリンピックの行われた「鳥の巣」近くのホテルを案内されました。わざわざ展示会場に近いホテルを探したのに、展示会場にすごく遠いホテルから毎日通うはめになりました。
2010年03月28日
林与が3月29日からインターテキスタイル北京に出展いたします。そのお祭り気分を味わっていただこうと3月29日から3月2日の間セールを計画しています。楽天さんへのお店のオープンも3月29日には控えておりますので、こちらのほうを1日優先してセールをスタートいたします。(次のセールはジャパンクリエーションと合わせた時期を計画しています。)発送等が3月3日以降になり、ご不便をおかけいたします。

夕方、ジャガードのレピア織機の別の部分を再調整いたしました。糸を切る機構の強さの調整と高さの調整です。織物を作るときにはいろいろな問題が起こりますが、機械というのは正直ですから、調整の悪いところを正しい位置に戻してあげると問題がクリアされることが多いのです。

ある問題を直そうとするときに、別の場所で調整して何とか織れていても、他の織物を織ると、また別の問題がその織機では発生いたします。織機の不具合というのは、基本的に部品が消耗したとかが原因であるというよりも、消耗した部品を交換した時の取り付け方が悪かったり、なにかを調整したときに本来調整すべきでないところを調整した問題が、後々出てくることが多いのです。調整が出来るということは非常な利点なのですが、その調整ができることが、部品をはずして再度取り付けるときのアダになることが多いのです。

織物という産業は、織機を守った一つの世代が終わると衰退してしまうことが多いのです。紡績に関しても同じことです。今の中国の紡績を支えているのが、実は海外の技術者たちで、その人たちがいなくなれば高い品質はすぐに守れなくなります。ヨーロッパや日本の技術者たちはもう自分たちでものを作らなくなってしまっているので、今の世代がいなくなればまた中国の紡績技術も、将来、衰退する可能性は高いです。一人二人の技術者が工場全体を監修していることが多いからです。中国企業というのは、ノウハウだけを得てあとは自立するということを行いがちなのですが、それが品質を維持できない問題であったりもします。
2010年03月27日
昨日の夜は、ジャガード織機を調整していました。今回もチェーンの問題で、一コマ分詰めるという作業をおこないました。ドビー織機と同じで作業自体は単純なことなのですが、サンダーで鋼鉄のチェーンを切断したりと、鉄工所のような作業が必要です。

リネン100%をジャガードで織るのは、切れやすいリネンだけに、織機を戻さないといけないので段ができやすく大変だったりします。だから、リネンのジャガード織物というのは世界中でも出回っているものが本当に少ないのです。

今年の新作の第3弾にリネンジャガードも加えようと今製作中で、これも、ジャパンクリエーションまでには出来上がるのではないかと思っています。ジャガード織機というのは、無地ライクながらも薄っすらと模様が入ってエレガントな感じになります。今後の展開としましては、花柄や草木の柄などをも配していこうかと計画しています。

ジャガード織機で織る利点は柄の問題だけではありません。ジャガード織機は一本一本が糸でつるされたソウコウを通っているので、糸のテンション管理の自由度が高いのです。縦糸のテンション差の大きい織物など特殊なものを織るのには非常に良い仕組みで、林与がジャガードを大事にしている理由の一つがそこにあります。

ジャガードは糸切れの処理がより複雑になりますので、通常でも織り段が出来やすいのですが、さらに、2重織で裏が見えない状態で織物を織り進めて行きますので、織りの技術は必要です。
2010年03月25日
細番手の本麻織物を手にされた方というのは少ないかと思います。実際に百貨店店頭などで売っているケースが少ないからです。甚平や作務衣などは高級なものでも通常60番手あたりを使用します。耐久性がより重要だからです。番手が太いとその分着ても暑くなるのですが、コンニャク糊加工などを施しラミーの毛羽を押さえた甚平は、夏着ていて非常に涼しく、エアコンの聞いた部屋では寒すぎるくらいです。

なぜ、高価なコンニャク糊を使用するのかという疑問に関しては、合成糊では粒子が大きすぎて、ラミーの細番手の糊付けには適さないから、天然のコンニャク糊を使用するのだということを聞いておりますが、先人たちがいろいろな手法を試して残った王道であるのかと思います。

先染の黒の本麻が光沢感があり、きれいなのにはそんな秘密があります。呉服の世界で使われるような贅沢をアパレル向けの素材に使用しているのです。縦糸にはコンニャク加工糸を使用しますが、横には糊のついていない糸を使用いたします。これにも王道的な手法で、横糸にもコンニャク糊を付けたからといってより良いものができるわけではありません。

このリネン日記をごらんいただいている皆様は、林与だと横にもコンニャク糊をつけたものを織って、より高いグレードを目指しそうと思われるかも知れませんが、出来上がったときのものの風合いをみて良し悪しの判断をしていますので、横糸には基本糊なしのラミー糸を使用いたします。(実際、やってみて風合いが良くなかったです。織物の横糸は基本やわらかくないと、織あがりも硬い織物になります。)

あと、ラミーの場合は、毛焼という工程が非常に重要です。毛むくじゃらの本麻織物も存在することは存在するのですが、服として着るのは厳しいです。ラミー織物の仕上において、毛焼は非常に大事だと思います。
2010年03月24日
今日、2010、2011SS向けのサンプルの第2弾の加工出しを行いました。インターテキスタイル北京に間に合うよう、急いで上げてもらえる様に加工屋さんにもお願いして、北京に持ち込んで、日本製のリネンテキスタイルのPRをしてきたいなあと思います。

総マスをハンガーにしたので一つ一つがかなり見ごたえはあると思います。リネンのナチュラルテイストなカラーリングのものや、黒など原色系の濃色のものは多くあるのですが、淡いトーンから明るい目の中間色を配したレディース系のきれいなものをいくつか企画してみました。

上海の飛行機は、JALで持込が20kgまでなので、ちょっと厳しいかもなサンプルの量です。今回も林与の看板を持ち込みますので、それが掲げられるかどうかがポイントの一つです。展示会は、商談もあるかもしれませんが、大きなお祭りなのでそれぞれの楽しみ方があってよいかと思っています。

今日新聞で、プルミエールビジョンジャパンについて記事を読みました。今回で3回目だそうですが、ヨーロッパ方面からはスペインとトルコが出展で28社が集まる展示会だそうです。まだまだ、これから顔ぶれも増えて成長していくのではないでしょうか。

プルミエールビジョンのすばらしいところは、普通の素材というのが少ないところです。創作的なテキスタイル素材が集結した展示会なので、オリジナリティのあるハウステキスタイルをつくるような高品位かつ企画力のあるメーカーの出展が多いです。林与は、小さいながらも、世界的にもリネンと麻の世界では歴史的に見ても重要性があり、高品位かつ特殊なものを扱っているので、プルミエールビジョンなどの道も選択としてはあるのではないかと検討を考えています。
2010年03月23日
今日は午前中に加工出しの準備をしまして、午後からは来客がありました。最近のエコ、ナチュラルブームで、リネンや麻という素材は注目度が増し、いろいろなリネン企画を立ち上げようと動かれている方も多いです。

今日も夜には、織機の調整を行いました。昔の織機というのは何十年も使えるので、自分自身でメンテナンスを行わないといけない部分も多いのです。今日の場合には、織機の主軸の回転をドビーに伝えるチェーンが伸びてしまって、そのチェーンのコマをひとつ抜いてあげるということを行いました。同時にドビーの開口のタイミングの調整もしないといけません。

織機を作った人というのはすごいなあと思います。いろいろなところを調整する仕組みを機械に持たせて、長く使えるように設計してあるのです。不思議なのは、今の自動車や家電製品にはこのような調整の機構がないところです。そういう製品というのは、悪くなったら交換という仕組みで長くは使えないのです。

同じ織機でいろいろと織ることはできるのですが、その都度の変更や調整を考えると、この織機はL25番手専用、この織機はL40番手専用、この織機はL60番手専用、この織機はL100番手専用としておいたほうが、機の乗せ変えも少なく、見本を作るために多種多様なことがやりやすいのです。

ものをつくるというのは、新商品の企画だけでなく、それをつくるための設備や人材を維持し、ものづくりできる環境を守るという部分がなかなか大変なところです。でも、その分のメリットとして、自分の作りたいものが作りたいだけ作れるという贅沢があります。
2010年03月22日
リネンに関しては、日本国内で出回るアイリッシュリネン、フレンチリネン、ベルギーリネンと呼ばれているアパレル製品や生地の十中八九が中国やアフリカで紡績されていますが、ラミーに関しては、まだ、国内紡績のラミー糸が存在しています。

最近の危惧する問題としては、昨年までは、中国ラミー糸では発生して、国産ラミー糸ではクリアできた問題が、今のロットに関しては、国内紡績ラミー糸でも中国紡績ラミー糸と同様の問題が起こっています。リネンにしてもラミーにしても、同じ銘柄をとっても、昔と比べると糸の品質が落ちてきているのは事実なのですが、中国紡績糸だから問題があるから使えないと言っていたのが、とうとう、同じ問題が国内紡績糸にも起こり始めています。

これは、1回だけのことだけでなく、セカンドトライで、2度の違う糊付工程、染色工程を経て同じ問題が起こったので相当シビアな問題だといえます。中国糸同様、原料の質の低下で、紡績の均一性というものが取れなくなってしまっているのだと思います。昨年までのロットでは問題がなかったのに、今のロットは、昔のようには使えなくなりつつあるようで非常に不思議な現象です。品質の低下を危惧していましたが、縦横ともラミーの細番手使いに使うことが難しいというレベルになってきており、当面は、中国紡績糸と同様に縦綿のものの横糸に使うなどの配慮が必要かと考えています。


数年前に、ラミーの細番手クラスの問題で、横糸使いですら、どこもがトラブラれたような話を聞いておりますが、その部分を林与では織の技術でカバーしています。今は、ラミーの細番手を織るのにラミーに水溶性ビニロンを巻くという手法が増えてきていますが、仕上がりの違いを重視して、林与の本麻手もみは何十年も変わらぬ一本糊加工という工程で作り続けております。

余談になりますが、以前、中国の紡績メーカーの依頼で、中国紡績のラミー糸をテストしたことがありました。見た目はしっかりとした糸なのですが織ってみると完全に駄目で、リネンの細番手を縦にしても横糸使いで問題が発生し織れないのです。テスト結果を報告したところ、あっさりとあきらめて在庫を全部廃棄するということにしたそうです。以前、韓国の綿麻の糸も依頼を受けてテストしたことがありますが、なんか、粉っぽかったです。

ラミーにせよリネンにせよ、通常に使っているのが品質の安定性を重視した原糸がほとんどなので、他の銘柄を使うと、良いにせよ悪いにせよ、その違いというものが良く分かります。また、安定した銘柄の糸なので、ロットごとのばらつきが少ないので、ロットごとの微妙な品質の違いに敏感でいられます。染などでも同じです。リネンを同じ黒に染めても、糸のロット、染めロットによって微妙に糸の癖が違ってきます。毎回毎回、良し悪しを判断しながら使っているのです。こんなわけで、同じものを作ろうと努力はしておるものの、同じ品番の布だから毎回同じということはありません。それが、天然繊維のよいところでもあり、作るのが難しいところでもあります。
2010年03月21日
3月のリネンプレゼントは、月末はインターテキスタイル北京で不在ですので、4月3日ころに抽選を行います。登録会員様ならびにメルマガ登録されている方が、抽選の対象になります。3月のリネンプレゼントは、リネン66番手生成ソフト仕上2Mです。薄手の素材で、ワンピースなどにおつくりになられると良い感じのものが出来上がると思います。

今日は、午後から臨時の評議委員会というのがあり自治会の会議にでました。会議は今年度の予定をアナウンスしていただくためのもので1時間ほどで済み、そのあと、草の根ハウスの廊下の壁に東円堂の古い地図が貼ってあったのが目に入りました。明治6年の東円堂村の地図で、水路など今は道の下に埋まってしまっているものを頼りに、林与の場所を探してみました。

東円堂という村自体の家の場所の感じもこの150年ほど大きく構成は変わってはいないので今の場所を見つけるのは難しくなく、村のことを良く知っておられる方も加わって昔話に花が咲きました。私自身の小さなころの思い出と重なる部分が多かったのです。

70歳くらいの方が、ほんとうによく昔のことを覚えておられるのには頭が下がります。豊国村の前が何だったのか知りたいなあと思っていたので、近江国愛知郡東円堂村だったということが分かり、その頃の地図まであるというのは驚きでした。
2010年03月20日
今日はすごく春らしいお天気です。桜ももうすぐな感じですね。土曜日ながら京都からお客様がお見えになられました。自転車で京都から60kmを片道3時間掛けて生地を探しにこられたのです。昔、近江商人が天秤を担いで近江と京都の間を行き来した話を思い出しました。

今日は、マス見本の柄を作っています。リネンの細番手とリネンの太番手を掛け合わせてインパクトのある感じのストライプ柄を作ろうという試みで、実際にいくつかの柄をテストしてから本格的な見本つくりに移ります。

最終的に新しいマス見本の柄を4柄考えました。ギンガムっぽいのとチェックっぽいの無地っぽいのヘアラインっぽいのです。カラーは淡いトーンと濃いトーンで、ビビッド系は今回のマス見本ではドロップしました。

このあたりまでが北京の展示会に新柄として持ち込め、日本のリネンをPRする材料になるかと思います。新しいマス見本だけでハンガーバー2本分くらいになってしまいそうな感じで、同じリネン100%でも、林与らしい色華やかな展開をいたしました。寒いときに色柄を考えるとどうしても色が秋冬の色になったりしてしまうので、今日のような春の陽気の中での見本は良い感じになるのではないかと期待しています。
2010年03月19日
インターテキスタイル北京が迫ってきて、上からのブースの設計見取り図がファックスで送ってきました。なんだか、マニュアルにあったスタンダードのパッケージとも外観がちがって、コーナーブースなのに両再度に壁があるのかと残念に思って、これは困ったものだと思って問い合わせをしてみました。結局、壁だと思った2面はオープンで一番良い間取りに設計してもらっていることが判明で、上海のブースを施工するエージェントにも確認をとって、ブースの中に何をどのように配置するかが楽しみです。

この前の上海のときも一度に2組のお客様がこられると狭く感じたのですが、コーナーブースだと、その点は安心です。壁をバックにしたブースロケーションで、ホールのコーナーにあるコーナーブースなので、ホールをぐるっと回られるたくさんのお客さんに前を通ってもらえそうです。林与の看板が今回も掲げられるかどうかが、林与にとっては大事なところなのですがそれは行ってみないと分かりません。ホール4のA01です。

目玉の一つのアイリッシュリネンハンカチも順調に織り進んでおりますが、今回もリネンデニム他、特別のアイテムをご覧いただいてこようと思っています。春夏の展示会なので、たくさんのリネン関係者がブースに来てくださることと思いリネンの良いものに関する情報交換なども楽しみです。国際ホールなのでヨーロッパの企業もたくさんリネン関連を出展しているのではないかと思います。

今回の細番手プロジェクトと絡んで、リネン100番手のホワイトシャツなどもひとつ出来上がったので、それもどんなインパクトがあるのか楽しみです。今日も、リネン100番手を織っているところですが順調に織れるのがほんとうに不思議です。もうすぐ、リネン100番手の先染の黒のシリーズを出せるかと思っております。オフ白のシャツと、黒のシャツ、生成の3枚で夏を涼しく過ごせそうです。ジャパンクリエーションの際には、出来上がっているのではないかと思います。
«前のページ 1 ... | 168 | 169 | 170 | 171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176 | 177 | 178 | ... 185 次のページ»